好評放送中の春アニメ「イエスタデイをうたって」。漫画家・冬目景による独特なタッチのイラストと、男女の心を繊細に描くストーリーがアニメ化され、原作ファンを中心に評価を高めている。主人公・魚住陸生(リクオ)を演じた小林親弘が、第5話の放送を記念した独占手記を寄せた。
▶映像:湊の潔さがかっこいい!「イエスタデイをうたって」#5
<小林親弘:独占手記>
「行くとこまで行っておかないと嘘をついたことになってしまう。」「―言っておかないと心残りになる。」…そして海風とカモメの鳴き声。なんて大人!!!カッコいい!この話のクライマックスの2人のやり取りである。
今回登場した湊航一くんは仕事と恋愛のライバルとして、晴とリクオに己を見つめなおすきっかけをくれた人だと思う。
彼も晴と同じように一途な想いを抱え、自分の人生を変化させるために行動し、そして…区切りをつけた。
恋愛はどこか一方通行な部分がある。中にはロミオとジュリエットのように両者同時に恋をするみたいな例もあるかもしれないが、多くがどちらか一方がイイなと思ってから始まるような気がする。当然それで相手が響いてくれればうまくいくが、好きになった相手がもう別の方向を向いていた場合は本当に大変だ。
そういう時、皆さんならどうしますか?
自分の場合は
(1)これ以上好きにならないように身を引こうとあれこれ思案する。
(2)実際会ってしまって、ああこれもうダメだめっちゃ好きだわやっぱり無理となる。
(3)いや!この関係に未来はないのだ!頑張れ!距離をとるんや距離を!!と鼓舞する。
(4)(1)へ戻る。
大抵これを繰り返して時間が過ぎてゆく。
そう考えると玉砕覚悟でキチンと伝えて歩みを進めた湊くんは本当にカッコいい。いや勇ましい。
「写真を撮りながら本人を見ずにそっと告白」がいかにカッコイイか現場で大いに盛り上がった第五話、いかがだったでしょうか。
次回はついにあの人が登場します…リクオがんばれ!第六話もお楽しみに…!
◆作品情報「イエスタデイをうたって」とは
1998年よりビジネスジャンプ~グランドジャンプ(集英社)で連載、2015年に完結した漫画家・冬目景による漫画作品。コミックスはシリーズ累計140万部を突破。現在も多くのファンに愛されている。
◆ストーリー
大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている”リクオ”。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女―“ハル”が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“品子”が東京に戻ってきたことを知る。
※品子のしなは木へんに品が正式表記
(C)冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会