5月5日、自粛ムードのこんな時だからこそ出来る笑いを届けたいと石橋貴明が立ち上がった特別番組『緊急リモート生放送!石橋貴明ステイホームプレミアム』がABEMAで放送。M-1グランプリ2019チャンピオンのミルクボーイ・駒場孝&内海崇が大阪の自宅からリモート出演し、石橋の無茶ぶりに冷や汗をかいた。
石橋は画面に映った内海を見て、「髪の毛をセットできないんだよね」と無造作ヘアを指摘。内海と言えば角刈りがトレードマークだが、進行役のおぎやはぎ・矢作兼も「角刈り伸びちゃってる」と注目した。内海は「角刈り自粛中です」「『マレフィセント』みたいになってる」と、ディズニー映画に出てくるキャラクターに例えた。
ミルクボーイの2人にとって、石橋、矢作とのコミュニケーションはこれが初めて。にもかかわらず石橋は「きょうは『コーンフレーク』じゃなくて、5月5日だから、『かしわ餅』で」と無茶ぶりリクエスト。内海は「なんでや、無理やそんなん」と即弱音を吐いたが、矢作は「タカさんって、用意したものをやらせてくれない人よ?」「それがとんねるずじゃん」と説得し、内海は「い、いけます……」と、急遽アドリブで「かしわ餅」の漫才を披露することになった。
内海は「どーもー、ミルクボーイです~」と見切り発車。駒場が「うちのオカンが好きな食べ物の名前忘れてね……」といつもの流れを切り出し、内海が「それはかしわ餅ちゃうか?」とどうにか進めた。
駒場は頭を必死で回転させている様子で「オカンが言うには……見た目がめちゃくちゃオシャレやって言うねん」とおそるおそる。内海は「ほな、かしわ餅と違うかー……。かしわ餅はな、葉っぱ丸出しやねんから……」と、こちらもすっかりノロノロ運転に。テンポの良さが売りなのに全く力を発揮できず、内海は「強制終了にしてください!」と懇願した。
画面が切り替わると、石橋は「ちゃんとやらせてあげなくちゃダメだな」と反省した態度。矢作も「そりゃかわいそうですよ」と相づちを打ち、改めて画面にミルクボーイを呼んだ。
しかし、ミルクボーイがきょうのために用意していたというネタ「おはぎ」は、「見た目がめちゃくちゃオシャレらしいねん」「おはぎは、見た目がめちゃめちゃダサいから」など、あいにく「かしわ餅」とボケツッコミが被り気味。内海は「本ネタの『おはぎ』と『かしわ餅』が、似てしまっていました」と動揺したことを明かし、矢作は深く同情していた。