2日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、ジャーナリストの堀潤氏が新型コロナウイルスによる深刻な現状を訴えた。
▶動画:コロナの影に隠れたニュースをジャーナリスト・堀潤氏と解説
この日は「コロナの影に隠れたニュースSP」と題して、新型コロナウイルスのニュースが増えることによって報道される機会が失われている、気になる出来事の現在を取り扱うことに。
ゲストとしてリモート出演したジャーナリストの堀潤氏は、今回の企画について「すごく大事」と言及。「コロナの関係で国会も中継されることが多いんですけども、実際には重要な法案が次々と可決、成立している。『え、いつ決まったの?』という“あとの祭り”がいろいろとある」と指摘した。
竹山は「知らないうちにバタバタっと(可決などに)なりそうな気もしますから、知ることはしっかり知ったほうがいいと思う」と同意した。
掘氏は現在の活動については、リモートによる取材を活用しているそう。また「生活」「仕事」「心と体」といったことに対する不安について、LINEのIDを公開して「直接訴えかけてほしい」と呼び掛けたところ「ウチの現場がこんなことになっている」といった声が多数届いているという。
竹山が「自粛疲れによって精神的な病気になったり、悩みが増えることを心配している」とコメントすると、堀氏は「僕のところに寄せられた不安のなかで、一番多いのは医療従事者の方。最近増えてきたのが、メンタルクリニックで働いてらっしゃる方」と、相談者の層について解説。
そうしたクリニックへの相談件数は日に日に増えているそうで、対応をする事務や医師、看護師は感染リスクと向き合いながらの診療となっているそう。オンライン受診に切り替えたいと思いながらも体勢が整っておらず、来院をする人たちがあとを絶たない状況だという。
また、家庭内でのストレスも増大していることから、子どもを持つ親から「暴力に走ってしまいそうで怖い」といった相談も寄せられるという。堀氏は「『表面張力がいつ崩れてもおかしくない』という状況は、段々増えてきている」と警鐘を鳴らした。




