加藤厚生労働大臣は先ほど、抗ウイルス薬「レムデシビル」を新型コロナウイルスの治療薬として国内で初めて承認した。レムデシビルはアメリカの製薬会社が開発し、新型コロナウイルスの治療薬として承認申請が4日に出されていた。

・【映像】なぜアビガンではなく「レムデシビル」?菅官房長官は

 午後6時から開かれた厚労省の有識者会議で了承され、加藤大臣は、先ほど新型コロナウイルスの治療薬として製造や販売を承認したという。手続きが簡略な「特例承認」という制度が活用され、申請からわずか3日という異例のスピード承認となった。

 当面、国内への供給は少ないとみられることから、厚労省は、重症の患者を治療する病院に優先的に配ることにしている。

▶映像:なぜアビガンではなく「レムデシビル」?菅官房長官は

なぜアビガンではなく「レムデシビル」?
なぜアビガンではなく「レムデシビル」?
国内初の“治療薬”に?レムデシビル
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