新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、外出自粛による自宅待機が増える中、とある将棋棋士の食生活に注目が集まっている。対局の延期が相次ぐ中、井出隼平四段(29)も自宅で過ごす時間が増えている棋士の一人だが、外出もせず一人暮らしとなれば自炊も必須に。数少ないレパートリーの中から選択したカレーを作り置きし、「7日間、1日2食で10食はカレーを食べる」という発言に、多くのファンが驚いた。
驚きに秘話が明かされたのは5月7日のこと。ABEMAの将棋中継に解説として登場していた井出四段は、恒例コーナーである「棋士の一日」で、自ら「自堕落」と呼んだ5月3日、誕生日の過ごし方を紹介した。
半日寝て、残りはゲームとネット麻雀、食事のみという過ごし方だけでも大きな反応が出ていたが、中でも注目を集めたのが食生活だ。「食事」という項目に3時間かけていたことついて聞かれた井出四段は「作って、食べて、片付けるまですると、それくらいかかる」と説明。ここまでは納得だが、注目はこの後だ。
井出四段 「カレーしか作れないんです。自分で作るとなると、カレーか目玉焼きぐらい。チャーハンって、毎回作らないといけないじゃないですか。カレーは作れば5食ぐらいはいける。自粛生活7日間で、だいたい1日に2食。14食のうち10食はカレー食べていますね」
むしろ残りの4食で何を食べるのかが気になるくらい、毎日が“カレー曜日”といった井出四段の食生活。これにはABEMAの視聴者から「確かにカレーはハマるよね」「カレーなら 1日2食いける」「すげーわかるわw」「これは飽きずにこのままカレーで行きそうやな」といったコメントが殺到。驚きとともに、いまや国民食とも言われるカレーであれば自分でも大丈夫、というニュアンスの声も多かった。
なお、外出自粛前の井出四段はカレー以外のものも食べており、バランスを考えても1日も早い自粛明けが待たれるところだ。
(ABEMA/将棋チャンネル