5月9日、テレビ朝日×ABEMA共同制作ドラマ 『M 愛すべき人がいて』のABEMA限定リミックスverが放送され、タレントの伊集院光と古市憲寿がツッコミ解説。伊集院が90年代の音楽シーンを回顧した。
本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描き大ヒットした話題作「M 愛すべき人がいて」(小松成美著・幻冬舎刊)を原作に、ドラマならではの彩りを加え壮大なスケールで描く連続ドラマ。脚本は鈴木おさむが手掛け、アユとマサの純愛に加え、鬼トレーナーのしごき、過酷なデビュー争い、壮絶な嫌がらせ、そして恋路を阻む強敵たちとの戦い…とドキドキハラハラする要素満載のジェットコースター・ラブストーリーに昇華した。
今回はリミックスverということで、伊集院と古市がドラマ第1話を視聴しながら解説。原作の題材となった歌手の浜崎あゆみとエイベックス株式会社代表取締役会長CEOの松浦勝人と交流のあるふたりならではの視点で、時代背景を踏まえ、様々な考察を述べていくという企画だ。
ドラマの舞台となった90年代をよく知る伊集院は、「(バブル崩壊後も)芸能的なバブルは続いていた」と音楽業界だけではなく、芸能界自体がバブルな時代だったと回顧。当時学生だった古市も、「90年代の歌がすごい好きで。あのころのちょっと懐かしいんだけど、あくまでもいまと地続きっていう感じが好き」と昔と現代の中間にある様々な名曲に心を奪われたことを明かした。
さらに、伊集院は、「いろんな試行錯誤があって、ダメだったものもたくさんあると思う」「いろんなブームも大ブームだったようで短い」と当時を振り返り、推測。そんな伊集院の話を聞いた古市は、「小室さんがトライアンドエラーを繰り返したことの成果が全部あゆに凝縮されてるんだなと思う」と納得の様子だった。