アニメ「啄木鳥探偵處」の第6話先行カットとあらすじが公開された。また、第6話ゲストキャラクターの声を文豪・萩原朔太郎の孫、萩原朔美が担当することが決定した。
【イントロダクション】
時は、明治の末――
金欠に苦しむ天才歌人・石川啄木は、とある殺人事件をきっかけに下宿で探偵稼業を始めることに。
その名も、「啄木鳥探偵處」。
「浅草十二階の幽霊騒動」「雪降る夜に街を徘徊する人食い人形」……
奇怪な事件に次々と首を突っ込む啄木の助手を務めるのは、同郷の先輩・金田一京助。
文士仲間の野村胡堂、吉井勇、萩原朔太郎、若山牧水らを巻き込んで、人たらしの天才歌人・石川啄木が文明開化の東京を駆け抜ける!
▶本編:「ゴンドラの唄」は美空ひばりも歌った名曲! アニメ「啄木鳥探偵處」ED主題歌(第1話)
第六首「忍冬」(すいかずら)
【あらすじ】
人気役者の橘乙次郎が活人形「金銀花」にかみ殺されるという猟奇事件が話題となる。ほどなくして乙次郎の後輩である泉若が自首したことで落着を見ていたが、泉若はミルクホールで働く季久と恋人同士だった。吉井は、片思い中の季久から泉若の無実の証明を頼まれる。そこに、京助と絶交中で金欠の啄木が割込み、吉井と二人で事件を調べることに......。
第六話ゲストキャラクターを萩原朔美が担当!
第六話に登場する傀儡館(くぐつかん)の館主役として、 文豪・萩原朔太郎の孫・萩原朔美が声優に初挑戦する。
【萩原朔美コメント】
なんと、50年前に寺山修司作「毛皮のマリー」で美輪明宏さんの息子役をやった私が、アニメの声優をやるとは、人生面白い。しかも、見せ物の呼び込み役。50年前当時の劇団のキャッチコピーが、「見せ物の復権」だ。 (笑)「毛皮のマリー」は大ヒットして話題になったが、この「啄木鳥探偵處」も同じ雰囲気を感じる!
【キャスト】
石川啄木:浅沼晋太郎
金田一京助:櫻井孝宏
野村胡堂:津田健次郎
平井太郎:小野賢章
吉井勇:斉藤壮馬
萩原朔太郎:梅原裕一郎
若山牧水:古川慎
芥川龍之介:林幸矢
公式サイト:https://kimikoe.com/kitsutsuki/
Twitter:@kitsutsuki_DO
(C)2020伊井圭・東京創元社/「啄木鳥探偵處」製作委員会