9日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、「コロナ差別」の現状を語ったタレントのソラ豆琴美が涙する場面があった。
▶動画:コロナ罹患したソラ豆琴美が"コロナ差別"の実状を明かす(1時間14分頃~)
この日は「コロナ回復芸能人が語るコロナの怖さ」と題して、新型コロナウイルスから回復したラジバンダリ西井とソラ豆琴美がリモート出演し、初期症状や検査の手順、治療方法などについて語った。
番組ではソラ豆に「コロナ差別を感じた?」と質問を投げかけた。これに対してソラ豆は前置きとして、保健所に自身の濃厚接触者にあたる人物について確認して「濃厚接触者はいない」との回答を得たため、それを含めて感染を世間に明かしたことを報告したと語った。
感染の公表後、ソラ豆が出ていたイベントの運営や関係者のもとには「ソラ豆琴美を出していただろう?」という問い合わせや、「お前がイベントを開いたせいでソラ豆がコロナにかかった」というクレームが寄せられたとのこと。ネットには「ソラ豆琴美が出ていたイベントリスト」というまとめサイトまで存在するという。
「自分だけじゃなくて、自分の周りの人にすごく嫌な思いをさせてしまった。『お前のイベントがコロナのクラスターなんじゃないか』という連絡がきてしまった共演者とかもいて、すごくつらかった」と胸の内を明かした。
他人に迷惑を掛けてしまったという自責の念と「なんでそういうことを言う人がいるんだろう」という思いを持っているというソラ豆に、竹山は「他人に迷惑をかけたという気持ちがあるかもしれないけど、それはそういうことじゃないと思いますよ。誰にも迷惑をかけてないと思うよ」と言葉をかける。
さらに「そういう経験をしたことを今からみなさんにしゃべってくれることが、みんなのためにもなるし、決して迷惑をかけたということじゃない。迷惑をかけたと思う世の中がおかしいから、2人は早く元の生活に戻ることが大切だと思います」と続けた。
すると、ソラ豆の目には涙が。竹山は心配しながら「ソラ豆、泣かなくて大丈夫」とフォローをしていた。




