「ナスDの大冒険TV」vol.5が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信され、スタッフの1人が過酷な旅路の中で著しく体力を消耗し、ナスDから心配される場面があった。
【映像】ナスD取材班の1人が過酷旅でフラフラに…「無理してもどうかなと思う」またも離脱者が?
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポだ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
鮮やかな青の清流、スリガド川に沿って歩く今回の旅。どこまでも続く、つづら折りの山道、聖なるヒマラヤの奥深くに横たわる湖を目指し、歩みを進めていく。標高が増すにつれ、山は深山幽谷(しんざんゆうこく)の趣が。そんな景色を目の当たりにしながら、ナスD一行はこの日のキャンプ地のチュノワールに到着。そこでは早速、登山料理家が登場し、皆においしい料理を振舞うことに。標高およそ3100mで行われる調理、ヒマラヤでの“飯テロ”が始まる。
まずはニンニク、ショウガ、玉ねぎを香辛料で炒め、そこにキャベツと人参、ツナを加える。その餡を小麦粉の皮で包み、餃子の形に。それを20分ほど蒸せばネパール風の餃子「モモ」の完成だ。2品目はジャガイモをニンニク、ショウガ、玉ねぎ、混合香辛料やカレーパウダーと炒め、そこへ水で戻した水牛の乾燥肉、春雨を投入。仕上げに使うのは日本の醤油。これで肉じゃがのでき上がりだ。他にもナスのお浸し、サヤインゲンの塩バター炒め、ポップコーン、最後にトマトスープまで作り、この日のディナー計6品ができ上がった。
ナスDはカレーソースを付けた餃子を一口食べ「すごいおいしいです。干しエビが入っているのかな。出汁の味が干しエビみたいな感じなんですよ。ちゃんと手で練って作っているから、皮もすごくおいしいです。最後、口の中にきちんと皮の味が残るんです。“中の具材よりも皮をおいしく”という自信をシェフは持っていると思います」と食レポ。おいしさに感激していた。
続けて、肉じゃがを食べ「おいしい…すごいおいしい。塩味の肉じゃがなんですけど、唐辛子で大分辛くしているんですよ。そして水牛の乾燥肉からダシがほのかに出ている」と満足した様子。まさか、ヒマラヤで餃子や肉じゃがを食べられると思ってもいなかったナスD。「こんな場所で完全な店の味を提供してくれるから驚くんですよね。ちょっとした料理上手じゃないんですよ。料理人の味、そのものなんですよ。アンビリーバブルです! 信じられないです…」といたく感動したようだった。ABEMAでは、地上波に先駆け、「ナスDの大冒険TV」を先行配信中だ。
(ABEMA「ナスDの大冒険TV」より)