元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が、10日に更新した自身のアメブロで、入院生活の励みになっていた人物についてつづった。笠井アナは昨年の12月19日に情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)に生出演し、悪性リンパ腫にかかったことを告白。その後は入院生活を送りながら抗がん剤治療を受けてきたが、4月30日のブログで「ついに今日退院できるのです。家に帰ることができるのです」と退院を報告していた。
この日「昨晩、NHKスペシャルで白血病を克服した池江璃花子選手の特集をやっていました」と切り出し、「同じ血液の病気で、彼女が退院したまさにその2日後に私が入院したので、私は池江さんに励まされながら入院生活を始めたと言っても過言ではありません」と回想。
池江選手について「私が入院している間、着実に歩を進めていました。トレーニングを重ね、2週間に1回通院し、ついに水の中に入る許可を得たのです」と説明し、「水に入った瞬間の、直後の彼女の幸せそうなのびのびとした泳ぎ、それは、水泳選手・池江璃花子復活の瞬間」「それを見ながら、自分はスタジオで収録したり、生番組に出演したりしたら、同じような幸せを感じるんだろうなと、早くそのような日が来ることを期待している自分がいました」と感激した様子で述べ、自身のテレビ番組へのリモート出演の可能性についても言及した。
続けて「自分と同じ病気の人たちの励ましのために、どん底から自分が上に登っていく姿を見てもらいたい」という池江選手の言葉を紹介し、「池江選手には本当にがんばってもらいたいと思います」とエール。続けて「自分もしっかりと前を見据えて一歩一歩踏み出していかなければいけないと強く感じたのです」と気を引き締めた様子でつづった。
この投稿に読者からは「私も池江璃花子さんの頑張りには頭が下がる思いです」「長い闘病生活を克服し 大変だったと思います」「いつもたくさん元気をもらってます」「笠井さんのリモート出演を楽しみにしています!」などのコメントが寄せられている。