11日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、作家・草下シンヤ氏が、新型コロナウイルスが収束に向かっても“油断”してはいけない理由を、裏社会を見つめる作家ならではの視点で解説した。

犯罪に巻き込まれる可能性も? 新型コロナ収束傾向の中でも気を緩めてはいけない理由
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 この日は「地上波じゃできない裏社会の最新情報 闇社会 コロナ狂騒曲SP」と題し、ゲストとして草下氏と、中国のリアルを取材するルポライター西谷格氏がリモート出演をして、日本と中国の“裏社会”に関する話題を紹介していった。

 新型コロナウイルスの流行に伴い、特別定額給付金を騙し取る振り込め詐欺や、「コロナに効く」と偽物の健康食品を売りつける“コロナ詐欺”とも呼べる犯罪が裏社会で流行していることを解説。

 小沢一敬は、11日現在で国内の新型コロナウイルスの新たな陽性者数が減少傾向にあることに触れつつ、「(新型コロナウイルスのに便乗した)犯罪裏社会の勢いや流れは続きそうですか?」と質問。これに対し、草下氏は「逆に、終わりかけが怖い」と警鐘を鳴らした。

 草下氏は有事のときは誰しも気を付けるものの、収束傾向になれば気が緩んでくると指摘。さらに「(犯罪者の中には)『最後に稼ごう』って連中も出てくるので、ちょっと収束に向かいかけたときと、(感染者数の)揺り戻しのタイミングは、より一層気を付けたほうがいいと思う」と注意を促した。

 小沢が具体的になにを気を付ければいいのかと問いかけると、草下氏は「女性だったら夜道を1人で歩かないようにするとか、本当にシンプルに『気を付ける』ということを徹底したほうがいい」と、基本的な気構えの大切さを説いていた。

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コロナとヤクザ、給付金詐欺の手口
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