「ナスDの大冒険TV」vol.6が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信された。
【映像】ナスD、世界一美しい湖でドローン撮影(12分ごろ~)
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
今回、取材班は国立公園として厳重に保護されているドルポにある神秘なるポクスンド湖で、世界初の試みとなるドローン撮影を行うという。そのためには、ここからより険しくなる道のりを歩かなくてはならない。ナスDと共に旅をする元テレビ朝日のディレクター・大谷映芳氏はここから杖を持ち、リュックも本格的なアイテムに切り替えていた。それもそのはず、この日、富士山の山頂付近の標高にあたる場所に向かう予定だからだ。
少し歩みを進めると、ポクスンド湖を源とするスリガド川がナスDの目の前に現れた。この美しい青の水を見て「この川が随分先の真っ青な湖と繋がっているらしいんですよ。湖の水が青いからこの川もこんなに青いって言われているので、“幻の湖”みたいになっているんです。この水が全部流れてくるポクスンド湖、すごい興味をそそりますよね。想像ができない。真っ青なはず……」とコメントしていた。
山深い景色が広がっているが、取材班がいる位置は富士山でいうとちょうど8合目付近の標高。しかし、撮影ディレクターの久保田裕介氏はもうバテている様子で、ナスDから「メチャクチャになってるじゃないか……」と心配されていた。
そんなナスDは久保田氏を心配して、久保田氏が背負うリュックを持ってあげることに。かなり傾斜がきつくなってきたが、大谷氏は「こうやって登らないと上に行けないしな。でもいつかは上に着くんだよ。そこが面白いんだよね」と険しい山道でも自分なりに楽しみながら歩いている様子。
ナスDも「その上に着いた先にもっとデカい山が現れるんですよ。それに愕然とするんです。で、また歩いたらまた近づいてくるんですよ」とコメント。これに大谷氏は「まるで人生のよう」と深い言葉で返すと、ナスDも「そんな人生だと楽しいですよね」と共鳴した様子だった。
しかし、取材班が歩くすぐ横は断崖絶壁だ。足を踏み外せば、ひとたまりもない。果たして、一行は無事目的地まで辿り着けるのだろうかーー。
(ABEMA「ナスDの大冒険TV」より)