2017年の元旦、お笑いタレントであり実家の神社で神主も務める狩野英孝が、そのように書き記した絵馬を神社の境内につるした。しかし……
「その1週間後に、スキャンダルで芸能界を謹慎しまして――」
今となれば本人にとっても笑い話だが、当時は「平穏に暮らせますようにとか、トラブルなく暮らせますようにとか書けばよかった」など、悔いたという。
その半年後、無事に謹慎明けの日を迎えた狩野は、神社にある絵馬を一つひとつ見直した。すると「英孝ちゃんが早く芸能界に復帰できますように」「テレビで早く英孝ちゃんを見たい」「テレビに出してください」など、応援絵馬で埋め尽くされていた。そして、その中心にあった絵馬が、「ここに書いてある願い事がすべて叶いますように」と自身で書き記した絵馬だったのだ。
「支えてくださっている方、ファンの方って大事だなと本当に改めて思いました」
右手を胸に当て、嬉しそうに当時の心境を振り返った狩野。次の瞬間、両手をテーブルにつき「皆様、その節は有難うございました」と深々と2度、頭を下げるとネットからは「いい話」「泣ける」などの声が寄せられた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)
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