18日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』（ABEMA）が放送され、マツモトクラブが先輩芸人のウソのような本当の「すべらない話」を披露した。
この日は「コロナでどうなってる!? 事務所の代表芸人が緊急サミット」と題して、ニューヨーク・屋敷裕政（吉本興業）、アルコ&ピース・酒井健太（太田プロダクション）、モグライダー・芝大輔（マセキ芸能社）、紺野ぶるま（松竹芸能）、マツモトクラブ（ソニー・ミュージックアーティスツ）と、5つのお笑い事務所を代表した芸人がリモート出演をしてトークを繰り広げた。
マツモトクラブは最近起きた芸人のエピソードとして、同事務所の芸人であるモダンタイムス・川崎誠（41歳）をピックアップ。「彼女にかまってほしかっただけなのに……」というタイトルでエピソードを披露。
川崎は交際女性と同棲をしていたが、新型コロナウイルスによる自粛期間で家にいる間に女性がネットゲームに夢中になってしまったとのこと。なかなか自分の相手をしてくれないことから「僕とゲームのどっちが大切なの？」と問いかけたそう。
すると女性は「ゲーム」と回答し、ショックを受けた川崎は家を飛び出したという。自分が出ていくことによって女性が改心してくれるだろうと考えていたが事態は悪化してしまい、家に戻ると玄関のセキュリティー用の暗唱番号が変えられてしまったそう。
その日はちょうど「緊急事態宣言」が発令された日だったそうで、マツモトクラブは「ステイホームをしなきゃいけないときに川崎さんがホームレスになりました」と報告。すると画面には川崎の写真がどアップで映され、井戸田潤は「切ないよ！」とツッコミを入れた。
その後川崎は後輩の家に泊めてもらおうとするもうまくいかず、公園などで夜を明かしたそう。結局女性とのヨリは戻らず、2日後に「どうにか家に入れてください」と懇願したところ、着替えやコントで使う小道具といった荷物だけを返してもらったという。
荷物はボストンバッグ2つほどにまとまったが、ずっと持ち運ぶのはつらかったようで「どうせ誰も盗まないだろう」と、コントの小道具が入ったバッグを駐車場に置いてアルバイトに行ったところ、バッグが姿を消してしまったそう。
川崎は「もう盗まれたから仕方がない」とあきらめていたところ、今度は数日後に何年も会っていない川崎の姉から電話がかかってきて「生きてるの？ 死んでないの？ 生きてるのね？」と、問い詰められたという。
突然のことに状況が理解できず驚いた川崎だったが、原因は盗まれたバッグとのこと。バッグは橋の上で発見されて警察に届けられていたが、中には川崎の姉の連絡先とコントの小道具のおもちゃの刀5本、おもちゃの拳銃10丁が入っていたそう。マツモトクラブは「川崎さんは相当死に方に悩んだ挙句、身を投げた」という誤解が生じたと説明して、出演者たちの笑いを誘っていた。
▶︎動画： STAY HOMEでホームレスになった男
