ABEMA開局4周年を記念した特別番組『ナスDの大冒険TV【南米アマゾン部族4時間30分SP】』が、5月20日よりABEMAビデオで配信スタート。ナスDが夢の“アマゾン川”取材を前に、気絶してしまう場面があった。
【映像】ナスD、気絶しながら“アマゾン”の入り口に…上陸の瞬間(24分ごろ~)
2017年放送の『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日)の企画「部族アース」で、取材ディレクターを務めながら、上司からの指令で自らもリポーターとしてテレビ出演することになったテレビ朝日の友寄隆英ディレクター。アマゾンは自らが志願したロケ地だが、現地の川魚を生で食す、およそ綺麗とは言えない濁った川の水をそのまま飲む、アルコール度数の高い酒をぐびぐびと飲み干すなど、破天荒な行動が視聴者の間で話題になった。
また、ペルーのシピボ族の女性から、現地では刺青の塗料として用いられる「ウィト」という果物の汁を“美容に良い”と紹介され、身体中に塗りたくったシーンもあった。2時間が経過した頃には、みるみるうちに塗った箇所が変色し、ナスのような黒紫色に見えたことから、番組では「ナスD」と呼ばれることになった。
そんなナスDは「アマゾン川をこの目で見る」という昔からの夢を叶えるべく、船へと乗り込んだが、なぜか船の仕事を無償で手伝っていた。船の仕事の業務量は寝る暇もないほどの量。懸命に働きながら数日が過ぎると、船長から「お前はよく働いたから特別に先住民しか飲めない酒を飲ませてやる」と、日本では売っていないというアマゾンのお酒をご褒美として与えられた。ナスDは50度の強烈なお酒をグビグビと飲み干し、周囲から「なんてヤツだ」と驚かれていた。
その後も不眠不休で荷物運びの手伝いに励むナスD。船が通過したのは全60の村だったが、全ての村で荷物下ろしを手伝った。この後、いよいよ小さい頃から夢に見ていたアマゾン川の取材が待っていたが、この不眠不休の4日間、ついにナスDは限界を迎えていた。
「ご苦労さん。俺の部屋で休んでいいぞ」と船長から優しい言葉をかけられると、船室に入った途端、緊張の糸が切れたのか、座り込んでしまうナスD。憧れのアマゾン川を見ることはできなかった。2時間後、ペルー北東部にあるロレート県の県都・イキトスに到着すると、ナスDは気絶し、運ばれながら上陸。長旅の疲れか、まる4日間の不眠不休がたたったのか……。原因はわからないが気絶してしまった。ガイドを務めるホルヘも「冗談じゃないよ……」と焦る様子を見せていたが、予定されていた新たな部族の取材などのロケは一時中断。宿泊したホテルで仲間の介抱が続いた。
しかし、翌朝になるとナスDはすっかり元気な状態に。「飲み過ぎたっていうよりも、お腹に何も入っていない空きっ腹で寝不足じゃないですか。起きたらもうホテルでした」と、なにやら何も覚えていない様子。そんなナスDに気絶した映像を見せると、「カットすればいい!」と言い放っていたが、番組ではありのままの姿をお伝えすることとなった。
(C)tv asahi
(※映像は2017年に地上波で放送したもの)