破局と思われたカップルにまさかの結末…崖っぷち彼氏の必死のプロポーズ！彼女は…？

　5月23日（土）よる10時より、ABEMAオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズシーズン2』#9が放送され、交際・同棲して約3年になるユウ君（27歳／バーテンダー）とミドリ（27歳／ゲーム制作会社勤務）が、メキシコ7日間の旅を終え、2人の関係に決断を下した。直前にミドリが激怒し、最悪の状況の中行われたプロポーズは、誰もが予想しなかった意外な結末を迎えた。

　本番組は、長く付き合いながらもなかなか結婚に踏み切れない“とある理由”を抱える2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、結婚か別れを決断する様子に密着する結婚リアリティーショー。スタジオでは小籔千豊と辻希美がMCを務め、第9話は北斗晶と桃をゲストに迎えた。

　結婚願望ゼロのミドリの気持ちを変えようと、ミドリを伴ってメキシコへやって来たユウ君だったが、2人の旅は波乱の連続だった。初日からミドリは別れを意識しており、その後も結婚に前向きになるどころか、ユウ君への不満が次々と噴出。幾度となく別れの決意を口にしてきた。

　こうして迎えた決断当日。午前中にビーチで会話を交わした際は、いつになく穏やかな雰囲気が漂っていたものの、その後状況が一変。苦渋の決断を迫られ、苦しんでいたミドリの心を察することなく、ユウ君が無神経ともとれる発言をしたことがきっかけだった。ミドリは3年間溜まっていた不満を爆発させ、大激怒。「この先一緒にいたいと全然思わない」「別れる選択を決めてる」などと言い放った。

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　ユウ君にとっては、まさに絶体絶命。しかし、これほどまでに絶望的な状況に追い込まれたにも関わらず、ユウ君は最後まであきらめなかった。プロポーズ会場に到着すると、ユウ君は仏頂面のミドリに「最後までまだ決めないで」「まだ終わってないから」と訴えかけた。しかしミドリは何も答えることなく、ユウ君の手を振りほどき、「時間だから」と去っていった。

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　そしていよいよ、2人に決断の時が訪れた。ユウ君はミドリの前に歩み出ると「まずは一週間、一緒にいてくれて本当にありがとう」と感謝の言葉を述べ、「俺はこの旅を通して、たくさん色々な人と話して、ミドリともいっぱい話して、泣かせちゃったり泣いたりして、本当に自分の弱いところだったり、駄目なところを理解した。だからそれを全力で変えていきたい」と宣言。さらに、旅が進むにつれて「ミドリと別れたくない」という想いが増していったと言い、「本当に大好きで、大好きで仕方ない気持ちでいっぱいだった」と涙ながらに想いの丈をぶつけた。

　そしてユウ君は「もうミドリは決まっているかもしれないけど、ちゃんとこの言葉を聞いて、決断してほしい」と最後のお願い。ミドリの前にひざまずき、「僕は自分のためじゃなくて、これから全力でミドリのために生きていきたい。本当に本当に、どうしようもないぐらい、愛しています。だから、僕と結婚してください」とプロポーズした。

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　ユウ君は、プロポーズ直前に奔走し手に入れた21本のバラの花束を、ミドリに差し出した。21本のバラに込められた意味は「真実の愛」。ユウ君からありったけの愛を向けられ、ミドリの目には涙が浮かんでいた。

　ミドリは嗚咽を漏らし、しばらく泣き続けた後に、ようやく口を開いた。「いっぱい考えたけど、2年10ヶ月、いっぱい我慢して、本当に辛かったけど、でも楽しいことの方が多かった。もうちょっと一緒にいてみたいと思った。すぐ怒るし、わがままだけど、一緒にいたい」。なんとミドリは、ユウ君との結婚を承諾したのだ。ユウ君はミドリを抱きしめ、キスを交わし、何度も「ありがとう」と言った。

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　その後、番組スタッフから「ユウ君を失うことの方が怖かった？」と問われると、ミドリは「ユウ君を悲しませたくなかった」と返答。最後にユウ君は「彼女にとって、不安要素はまだ僕にあって、解消されていなくて。それを全力で変えて、彼女の理想の男性になりたいです」と、真剣な表情で努力を誓った。

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　ミドリは帰国後、インタビューに応じ、「私の決断は結婚ということで、大丈夫です」と改めて断言。別れから結婚へと気持ちが変わった瞬間について「気持ちが変わったのは、本当に目の前でお花を渡された瞬間だったんですけど、あんなにブチ切れて、それでも私のことを好きって言ってくれて、結婚したいって言ってくれる人はいないかなと思って。この人しかいないかなという気持ちに最後なりました」と説明した。そして、結婚を決断したことで、これまでユウ君任せにしてきた家事についても、心境の変化があった様子。「これからも仕事頑張って、ちょっと家事手伝おうかなって(笑)」と幸せそうな笑みを浮かべていた。