女子プロレス団体「スターダム」の看板選手で、人気恋愛リアリティー番組『テラスハウス』に出演中だった女子プロレスラーの木村花さんが23日、亡くなったことがわかった。22歳だった。
所属団体の発表によると、「詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります」と、死因などは明らかになっていないという。
SNS上ではこれまで、木村さんの番組への出演や言動などを非難するような投稿がされるなど誹謗中傷があった。23日未明、木村さんは自身のTwitterで「毎日100件近く率直な意見。傷ついたのは否定できなかったから。お母さん生んでくれてありがとう。愛されたかった人生でした。側で支えてくれたみんなありがとう。大好きです。弱い私でごめんなさい」と綴っていた。
木村さんの突然の訃報に、元女子プロレスラーで母親の木村響子さんはTwitterで「守ってあげれなくてごめんなさい。辛い想いをさせてごめんなさい」と胸の内を明かした。
また、テラスハウスのスタジオメンバーでタレントのトリンドル玲奈は「何らかの方法で花ちゃんを守ってあげることができたのではないかと心を痛めております」と無念の思いを告白。そして、タレントの藤田ニコルは、芸能人に対するネットでの誹謗中傷について「知らない顔も見えない人に 心ない事言われ 知らない顔も見えない人に殺害予告されたり 人間がいっちばん怖い生き物だよ」「ルールもないし罰則にもならないから、なくならない。耐える我慢気にしない。方法はそれだけなのかなって悲しくなります」と訴えかけた。
（ABEMA／『ABEMA Morning』より）
▶映像：「お母さんごめんなさい」木村さんの自宅から遺書
