緊急事態宣言で様々な店舗が休業を余儀なくされている今、出勤できないキャバクラ嬢の救世主として話題のリモートキャバクラをご存知だろうか。5月25日放送のABEMA「給与明細」ではリモートキャバクラの舞台裏に潜入した。
飲食店での飲み会が自粛の波にさらされたことで、自宅にいながらビデオ通話で繋がり一緒に酒を飲む“リモート飲み会”が流行している。そんななか、キャバクラ嬢がオンラインで接客する“リモートキャバクラ”なる業態が話題となっている。番組では、全国のキャバクラが休業する中いちはやく4月にオープンしたリモートキャバクラの先駆けである「ズムキャバ!」に密着した。ズムキャバ!の運営元は、キャバクラ業は初進出。にもかかわらず、新規にキャスト募集したところ全国から応募が殺到し、わずか1カ月で50名が在籍するまでになったという。
営業時間は19時~深夜1時。料金は1セット60分4000円で、指名料は別途2000円。これは従来の店舗型と比べるとかなり安くなっている。しかし同店の売上は開店以来右肩上がりで、直近6日間で150万円を超えているとのこと。実店舗がないためテナント料もかからず、キャスト以外の黒服等の人件費もかからないため利益率も高くなる。
遊び方は、ズムキャバ!にLINEで時間や指名の有無を伝えると、料金をクレジットカードや電子マネーで先払い。するとキャストと客にZoom用のURLが送られ、アクセスすると接客がスタートする。複数人でグループで飲むことも可能だが、現状大半が1対1での接客になっているという。
飲み物は基本自前。お互いがあらかじめ自分で飲み物を準備して乾杯をするが、キャスト側にはズムキャバ!から事前にシャンパンのミニボトルが支給されている。接客中、キャストがこれを客に6000円で入れてもらうことで、キャストがこれを飲むことができ、売上アップにもつながる形となっている。
キャストの給料は、接客した客の人数分のセット料金、シャンパン代、延長料金の合計の50%に加え、指名料は全額バック。待機時間が長いと稼げないとはいえ、人気ズムキャバ嬢にもなると、指名料やシャンパン代を積み重ね1日で5万円以上稼ぐ女性もいるそうだ。自宅ででき、接客も画面越し。お触り等の心配もなく働ける、まったく新しいキャバクラの形となっていた。
(ABEMA/給与明細より)
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『給与明細』を見るには?
『給与明細』はABEMAにて配信中。なお、よりディープな裏側に迫る『ウラ給与明細』も同じくABEMAにて配信中。
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