舞台「滝沢歌舞伎」が初の映画化。『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』として年内に公開されることが明らかになった。主演は昨年の舞台に続いて本作が単独での映画初主演となるSnow Man。監督は滝沢秀明を務める。

同作はし、昨年、Snow Manをメインに据えて「滝沢歌舞伎 ZERO」として生まれ変わった。今年は7月からの上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて上演見合わせとなった。滝沢氏は「大変残念な気持ちと同時に、こんな時だからこそエンタメの力が必要だと強く感じました」とコメント。協議を重ね、映画公開が決まったという。
ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、2006年の初演以来滝沢氏が主演、昨年、滝沢秀明演出・Snow Man出演で「滝沢歌舞伎 ZERO」として新たに生まれ変わった「滝沢歌舞伎」。新型コロナウィルスの影響により数々の舞台が中止や延期となる中、「滝沢歌舞伎 ZERO」も同様に公演を見合わせることとなっていた。
しかし「滝沢歌舞伎 ZEROの公演を待ち望んでいるお客様がたくさんいらっしゃる」こと、そして何より常に前を向き、こんな時だからこそ「皆さまに笑顔を届けたい」、「エンターテインメントの力を信じたい」、そんな気持ちからジャニーズ事務所と松竹で協議を重ね、今回、舞台を離れ、これまで以上に多くの方が楽しめるようにと舞台と映画を融合させた新時代 舞台映画の制作を決定。
本作では、ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧といった舞台骨子を生かしつつ、映画ならではの物語を組込み、滝沢歌舞伎の持つ日本の美、日本人の力強さ、悲しみや喜びを描き出していく。また、観る人自身が舞台にいるかの如くリアルな映像を作るための施策を現在検討中だ。

「滝沢歌舞伎 ZERO」に続き、主演は今年1月にCDデビューを果たし、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのSnow Man 深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介。
昨年公開され、大きな話題となったジャニー喜多川製作総指揮『映画 少年たち』の映画出演から、遂に本作で映画単独初主演を果たす。身体能力の高さを存分にいかしたスペクタクルで豊麗な生の舞台からスクリーンへ、彼らの新たなフェイズへのあくなき挑戦が始まる。
また振付は、舞台と同じく五関晃一(A.B.C-Z)が担当することも決定。
撮影は夏を予定、舞台パート部分は無観客での撮影を予定している。
Snow Man コメント
予定されていた舞台公演「滝沢歌舞伎ZERO 2020」は中止となってしまいましたが、映像という形で今年も演じられることをとても嬉しく思います。
僕たちはジャニーズとして、エンターテイナーとして、どんな時でもショーをお届けして皆さまを楽しませたい。このような事態だからこそ生まれたこの新しい挑戦を、2020年日本で1番熱いパフォーマンスにするんだ、と期待で胸が高鳴っています。
監督としてご一緒する滝沢くんから今まで学んできたことや今回吸収することを全て発揮しSnow Man単独初主演の映像作品としても成功させたいです。本作品で演じられる演目の全てに、映像でも生で舞台を見ているかのような漢気・迫力・臨場感をお届けできる自信があります。
ジャニーズが誇る最高の和のエンターテインメントの世界へ皆様を御招待させていただきます。是非期待していてください。
滝沢秀明 コメント
2020年滝沢歌舞伎ZEROが実現出来ず大変残念な気持ちと同時に、こんな時だからこそエンタメの力が必要だと強く感じました。滝沢歌舞伎はどんな状況でも舞台を続ける、止まる事は考えてはいけないと今まで教わってきましたので、緊急事態宣言が解除され、お客様の安全を確保出来次第、ベストな形で公開したいと考えております。今年は映像という形でお届け致しますが、滝沢歌舞伎を一番理解している私が、Snow Manの魅力を全面的に引き出し、見た事のないSnow Manの形を立体的に表現致します。
変化ではなく進化した滝沢歌舞伎ZEROをご覧頂き、エンターテイメントの素晴らしさを皆様と共にもう一度感じていきたいと思います。
これは映画でも舞台でも無い、新たなる幕開けです。
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