「ナスDの大冒険TV」vol.7が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信され、この中で取材班は食卓を囲みながらナスDの人柄について会話する場面があった。
【映像】なぜ深夜にテントで赤い光が? ナスD「救難信号が出てた」(9分頃~)
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
5日目の夜を迎え、この日もナスDは山岳料理人の豪華ディナーを楽しんでいた。マショウラというお麩のような食感の食材が入った味噌汁、アラビアータ風のパスタ、温野菜サラダ、揚げせんべい、カレー風味の肉じゃがと標高3000mを越えた環境で出されるメニューとは思えない食事が並び、ナスDは料理人に感謝しながら完食。さらにおかわりまでして、合計3食分をきれいに平らげた。
そんな食卓でナスDは「こんな旅になるとは思わなかったな。もっとアホみたいな過酷な旅になると思っていました。けど、高地とか寒さとかが、本当に経験がないので、その怖さは……」と心の内を明かすと、ナスDと共に旅をする元テレビ朝日のディレクター・大谷映芳氏は「友寄くんは大丈夫だよ。我慢強いでしょ。わかるよ」と絶対的な信頼を置いている様子。
また、取材班の中でカメラマンを務める前川氏も「(ナスDは)諦めずにずっとやっているイメージで、やるって決めたら絶対にやり通しますよね。だから芯がやっぱり強い。あと、妥協しないじゃないですか。しかも、その中で僕たちのことを気遣ってくれる」とナスDについて語ると、大谷氏も「いやぁ、それはもう分かりますよ。素晴らしいチーム」と同調した。
これを受け「そこまで言ったらすごい嫌われますよ。これを放送しちゃったら『言わされてるだろ!』ってなりますよ」と少し照れ臭そうにしていたナスD。なんにせよ、つかの間の休息の時間に、リラックスした時間を過ごし結束力を確認しあった取材班だった。
(ABEMA「ナスDの大冒険TV」より)