アニメ「啄木鳥探偵處」第8話で、男装の麗人・環(CV:村中知)が初登場した。
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アニメ「啄木鳥探偵處」は、推理作家・伊井圭氏の同名ミステリー小説が原作。同書籍に収録されている「高塔奇譚」は第3回創元推理短編賞を受賞している。探偵稼業「啄木鳥探偵處」を開いた天才歌人・石川啄木(CV:浅沼晋太郎)が、助手・金田一京助(CV:櫻井孝宏)と共にさまざまな事件の謎を解いていく物語だ。
6月1日より順次放送中の第8話では、環が自身に送られてきた脅迫状について、啄木に調査を依頼した。しかし、依頼人の立場にもかかわらず、環は金と女にだらしない啄木を“甘えん坊”とバッサリ。さらに軽業師・鑑との不貞関係をあっさりと明かしただけでなく、初対面の啄木の前で着替えを始める一幕もあった。
そんなマイペースさの一方で、鑑の弟に「罪を犯してほしくない」と必死に訴える優しさも持ち合わせている環。啄木が環に惹かれたように、Twitter上では視聴者も「環さん、好きだわ…」「環さん良き!」「あまりに魅力的でしたね」「目が離せない感じあるよね」といった声が上がっていた。
第八首「若きおとこ」
【あらすじ】
血を吐いて倒れた啄木のもとに、女中の加世が依頼人の環を連れてくる。
一度は断った啄木だったが、環の死生観や中性的な魅力に惹かれて依頼を受けることに。環は「蝙蝠男」として活躍した軽業師・鑑と深い関係だったが、鑑が事故死したことがきっかけとなり、彼の弟に脅迫されているというのだ。
一方、京助は死を匂わせる短歌を書いた啄木が心配でたまらなかったが、胡堂たちは啄木の冗談としか受け取らず、心配する素振りも見せない。
(C)2020伊井圭・東京創元社/「啄木鳥探偵處」製作委員会