元衆議院議員の宮崎謙介氏が、問題発言が続く麻生太郎財務大臣に言及。「国民の頑張りを政治の手柄のように言ってはいけない」と苦言を呈した。
麻生大臣は今月2日に、今年度の第二次補正予算案に計上した10兆円の予備費を巡り、野党が国会軽視と批判を強めていることについて記者に問われると「積んだら大きいとか、別の額を出したら小さいとか、何を基準に決めるのか。初めてのことが起きているということを大前提にしてもらわないと」と不快感を露わにしている。
そのことについて7日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』に出演した宮崎氏は「麻生さんの論は分からなくもない」と一定の理解を示したが、「態度が国民感情を逆撫でしてしまう。麻生さんの問題発言はずっと続いている」とも指摘。
さらに先日の「民度」発言を例に挙げ「国民が一生懸命頑張ったことを政治の手柄のように言ってはいけない。民度というのは、国民の頑張った結果。麻生さんのものではないので、あたかも自分のもののように言うのはよくない」と主張した。
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