高速の走行車線に人が… 「ほん怖映像」とネット騒然専門家「飛び出しは初めて見た」

　これまでに2万件のドライブレコーダーの映像を見てきた交通のプロも驚いた交通事故映像にネットが騒然。「ほん怖映像」「せめて幽霊であって」など、驚きの声が上がった。

　相次ぐ悪質なおおり運転に歯止めをかけるべく、今月末から改正道路交通法が施行される。罰則は最高で「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」と定められ、違反をすると1発で免許の取り消し対象にもなる。

　危険なあおり運転の様子をとらえるべく、ドライブレコーダーの売れ行きも好調だ。きらり法律事務所の中川弁護士によると、ドライブレコーダーを装着するメリットは、映像により過失割合が明白になることで示談にしやすい。裁判でも相手方の過失が認められ有効な証拠になり得る場合があるなどの利点がある。

　いまでは、そんなドラレコ映像をアップするYouTubeチャンネルも存在している。チャンネルを運営するのは「交通事故映像はどんどん見た方がいい。動画を見ると一発で事故のイメージが沸く。ブレーキを踏むのも早くなる」と話す交通事故防止コンサルタントの上西一美さん。タクシー会社勤務を経て、16年前に交通事故防止コンサルタントに転身した交通のプロである上西さん曰く「実はYouTubeにあげられない動画がいっぱいある」という。

　そんな上西さんも驚いた映像がある。高速道路で車間距離を十分とって走っていた車両の目の前に、突如、反対車線から人影が。「高速道路に人がいるのはじつは意外と多い」と話す上西さんだったが、飛び出しを見たのは初めてだという。反対車線で事故を起こした人が非常電話を求めて侵入したのでは？との推測だが、真相は不明だという。

　まさに息を呑む映像に対して、ネットからも「ほん怖映像」「せめて幽霊であって」と驚きの声、さらに「当たり屋やん」といった声も上がっていた。（ABEMA『ABEMA的ニュースショー』）