孤独に生きる男女が、それぞれに別の目的を持って“契約結婚”したことから始まる大人のラブコメディ『この恋は初めてだから』がABEMAで初放送される。“家主”と“居住者”として始まった関係は、どこに行き着くのだろうか?
独身主義者のIT企業社員セヒ(イ・ミンギ)は、家のローンを少しでも早く返すため同居人を探していた。一方、脚本家を夢見て助手として働き続けていたジホ(チョン・ソミン)は弟の結婚によって居場所を失い、知人にセヒを紹介してもらう。珍しい名前を持っているため、お互いに相手が同性だと勘違いしたまま一緒に暮らすことに同意した二人。ついに相手の正体を知って戸惑ったものの、割り切って同居を続けることにする。さらにセヒは、ジホに契約結婚を持ちかけ……。
確固としたライフスタイルを持つ二人が思いがけず始めた共同生活を、誰もが共感するリアルなエピソードと名台詞の数々で綴っていく『この恋は初めてだから』。「過去に経験したことがある出来事でも、“今回は”初めて(だから大切にしなければ)」というテーマが深く胸にしみる。長年、同棲している恋人がなかなかプロポーズしてくれないことに焦りを感じているホラン、ひょんなことからセヒの友人に好意を持つようになるスジという、ジホの友人たちも含め、タイプの違う三つのカップルの恋愛模様も楽しめる。
他人に無愛想で、愛猫とサッカーにしか関心のないセヒを演じているのは、『タルジャの春』などの作品で、年上キラーぶりを発揮していたイ・ミンギ。身長184センチのスリムな身体で、モデルとしての経験も豊富な彼が、年齢を重ね、ちょっと変わり者ながら魅力的なキャラクターを自然に演じている。このドラマでの好演の後、『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』では、次々と別人に変身してしまう不思議な相手との出会いに戸惑う御曹司に扮している。
セヒの魅力に少しずつ気づいていくジホ役は『空から降る一億の星』のチョン・ソミン。日本のマンガをドラマ化した『イタズラなKiss~Playful Kiss』のヒロインとしてハツラツとした姿を見せていた彼女が、多くの人と共通する悩みを抱える等身大のヒロインを演じている。ちなみに、ドラマ『1%の奇跡~運命を変える恋~』に出演しているチョン・ソミンとは、同姓同名(韓国語では少し発音が違う)の別人だ。そのほか、ジホの友人ホランを『君の声が聞こえる』のキム・ガウン、彼女の恋人ウォンソクを、『太陽の末裔』でブレイクし、『被告人』や『ドクターズ~恋する気持ち』と、出演作が続いているキム・ミンソクが、明るく魅力的に演じている。
ドラマ『この恋は初めてだから』は6月24日(水) 22:10 ~よりABEMA【韓流・華流チャンネル】にて放送。
▶動画:勘違いから始まった契約結婚ラブコメディ『この恋は初めてだから』