プロレスラーの大仁田厚が、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二に対して禁断のイジリ。「おい斉藤、お前はトイレで…！？」と鬼の形相で詰め寄ると、詰め寄られた斉藤も声を張り上げ「僕じゃないです！」と全力でこれを否定。そんな押し問答の途中で突如放送が終了すると、ネットは騒然。「打ち切られたｗ」との声まで上がった。
今年3月、さいたまスーパーアリーナ全域を使った路上プロレスを開催したDDTが、今度はABEMAのスタジオビル「シャトーアメーバ」を舞台に一大バトルを展開してみせた。 その名も『Money in the Bag～闘争中～』。DDTの精鋭レスラーたちがチームを結成し、建物のどこかに隠された大金入りのバッグを探すという企画だ。
出場したのは男色ディーノ＆スーパー・ササダンゴ・マシン＆大石真翔、HARASHIMA＆上野勇希＆吉村直巳、竹下幸之介＆彰人＆勝俣瞬馬の3チーム。彼らを阻止すべく登場した「ハンター」たちとのリングなしファイトが、スタジオ随所で展開されていった。
スタジオに乱入したりもしつつ、数々の難関を潜り抜けて最終決戦の場にたどり着いたのは、竹下率いるユニット「ALL OUT」。メンバーの彰人が1試合目で脱落し、飯野雄貴に入れ替えての闘いとなった。
ここで最後の壁として立ちはだかったのが大仁田厚。伊藤麻希＆クリス・ブルックスの「NEO伊藤リスペクト軍団」を引き連れての参戦だ。大仁田と伊藤は新旧“涙のカリスマ”チームとも言える。
渋谷のライブハウス・HARLEMに場所を移しての闘いは、予想を超える大混乱。大仁田はいきなり勝俣に毒霧を噴射。さらにテーブル上でのパイルドライバーも。対するALL OUTは飯野がクリスに得意のハカエルボーを決めて見せる。そしてそれを見つめる大仁田というシュールな光景も出現。
勢いに乗る大仁田は飯野、勝俣を女子トイレに連れ込んで大乱闘。ゴミ箱攻撃で洗面台の電球カバーが割れるというアクシデントも。さらに伊藤とクリスは非常階段で爆破を食らい大ダメージ。その一方で大仁田はHARLEMの入り口、つまり渋谷の路上へ。イス攻撃をぶちこんだ大仁田は、トドメの爆破バットを一閃。粘る勝俣をノックアウトし、3カウントを奪った。
しかし、試合が終わっても大仁田の暴走は止まらない。番組を締めるべく登場したMC役の斉藤を捕まえると張り手、傘攻撃、そして「お前は便所で…」とあろうことか放送ギリギリの強烈な一言を放ち、その押し問答の途中で突如映像が途切れるという衝撃的なエンディングを迎えたのだった。激しい嵐のようなワンシーンを見た視聴者からは「終わったの！？」「打ち切られたｗ」といった声が上がっていた。
【映像】あわや放送事故！ 「おい斉藤、お前、便所で…」
