19日から21日にわたって放送された乃木坂46の46時間生番組『はなれてたって、ぼくらはいっしょ!』で、メンバーが10分の持ち時間で特技や趣味などを披露する恒例企画「乃木坂電視台」の9組目に柴田柚菜、新内眞衣、松村沙友理、北川悠理、大園桃子の5人が登場した。
■柴田柚菜「荒療治でビビりを克服したい」
新4期生の柴田は「ビビり」が最大の弱点で、「お家で妹と弟が急に大きな声を出してビックリしてしまったり、黒ひげ危機一髪をファンの方とやる時も毎回ビビっている」のだという。そんな柴田に待つ試練は、暗闇の中で行われる様々なミッション。部屋から逃げ出したらVTRは即終了だ。
ビビり度1の「声に反応する人形の電源を切る」をなんとかクリアし、「箱の中身を当てる」「ワニの歯を6本押せ」にも泣きながら挑戦。最後のミッション「モニターの間違い探しをクリアせよ」では、画面に突如ゾンビが現れる仕掛けに絶叫する場面も。しかし、部屋から逃げ出すことはせず、「怖かったです。(ビビりは克服)できました。やってよかったです」とやり切った顔を見せていた。
■新内眞衣「73ぐらいの質問 新内眞衣編」
新内は、VOGUE JAPAN『73の質問』を模したインタビュー映像を公開。「(今の気分は?)So Good!! ごめんなさい、つい英語が出ちゃうの」「(ライバルはいる?)そんなの決まってるじゃない…自分よ!」と、海外の著名人になりきって質問に答えていく。
しかし中には、バナナスムージーを作るミキサーの音や外を飛ぶヘリコプターの音で声が聞き取りづらくなるという、新内らしさを出した“ひとネタ”も入れており、視聴者からは「ほんとおもろい笑」「聞こえない笑」「いい茶番」といったコメントが寄せられた。
■松村沙友理「UberEats体験」
松村は、自身もよく利用するというUberEatsの仕事がどのように行われているのか、本物の配達パートナーである神野洋子さんに密着。「1.専用アプリを起動して待機」「2.配達リクエストを受ける」「3.お店で商品をピックアップ」「4.配達先を確認して届ける」流れを体験した。
アプリを起動すると早速配達リクエストが入り、1件目の配達をスタート。松村は「東京って都会ですね。あんまりこうやって街を見ることないな」と景色を楽しむ余裕を見せる。しかし、2件目の“2ピック(1つの店で2件分の商品を受け取り別々の配達先へ届けること)”で異変が。坂が多い渋谷区での配達と2件の配達先の距離が離れていたことから、2件目の配達をギブアップしてしまった。松村は「甘く見てました。自転車乗るの好きだしと思ってたら…配達員の方は命を懸けて配達してるなと、大げさじゃなくて本当に思いました」とコメント。
休憩後は再び神野さんと合流し、4件目と5件目の配達へ。この日松村は3時間で3件の配達に成功したが、神野さんの「3時間なら調子が良い時で12件」という発言に驚いていた。
■北川悠理「AIロボットと未知との遭遇」
北川は「実はロボットが好き」ということから、AIロボットと仲良くなる企画を実施。「Google Home」をアシスタントに、コミュニケーション・ロボット「ATOM」とのダンスや見守りAIロボット「ZUKKU」との山手線ゲーム、サービスロボット「このは」との飲み物早取り対決を繰り広げた。
しかし、話したことがうまく伝わらなかったのか、ATOMに名前の呼び方を聞かれた際、「ゆりちゃん」と答えるもATOMは「おにいちゃん」と認識する展開に。こうしたやり取りに視聴者からは「めっちゃおもろいw」「神回決定」といった声が上がった。
■大園桃子「歌ってみた」
大園は「歌ってみた」に挑戦。その理由について、「歌があんまり得意じゃなくて。歌うこと自体は好きではあるけど、苦手も意識もあります。下手と言われたことはないですけど、上手って言われたことも1回もないので。すごく下手だったら言えるんですけど、微妙な具合に下手なので。ファンの方も自分の歌声をはっきり聞いたことがないと思うので、今回ちょっとでもいい歌にして届けられたらなと思います」という率直な思いが語られる。
選んだ楽曲は、奥華子の「変わらないもの」。VTRの中では、自分の歌声に満足がいかず「もう1回お願いします」と撮り直しをお願いする姿もあった。大園の歌声に同期の阪口珠美は「この純粋さが大好きで、毎日聞きます」、佐藤楓も「桃子のすべてが詰まってる感じで、桃子には幸せでいて欲しいな」と涙を流し、大園も「こんなつもりじゃなかったんですけど、こういってくれる人がいてよかったなって思いました」ともらい泣きしていた。
また、ファンからも「なんか泣ける声」「上手だよ」「うますぎないか?」「優しい歌声」といった多くの反響が寄せられた。