20日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、国民民主党の小沢一郎衆院議員が河井夫妻の買収疑惑をバッサリと切り捨てた。
▶映像:小沢一郎氏、河井夫妻の大規模買収事件について言及(19分頃~)
この日は政治家人生50年を迎えた小沢氏と竹山との対談が実現し、番組ではノーカットでその様子をお届けした。
竹山はトークテーマに「政治不信」という言葉を掲げ、前法務大臣の河井克行容疑者と、妻で参議院議員の河井案里容疑者が逮捕された、大規模買収事件について触れた。
両容疑者は昨年7月の選挙の際に地元議員や講演会に票のとりまとめを依頼し、およそ2500万円を配った買収の疑惑がかけられている。
竹山は「僕らはどこかで『選挙ってカネがいる』というのはずっと聞いていましたから、そういう風なことがどこでもあるのかなと思ったりする部分もある」と私見を述べて、小沢氏に意見を求めた。
小沢氏は「受け取るほうがいるから配るんですから」とカネと配る側と受け取る側、両方について「民主主義に対する基本的認識と、モラルの欠如です」と、厳しいコメント。民主主義国家の模範としてイギリスを例に上げると、以前は買収といった不正がまかり通っていたが、そういった経験をもとに「これではだめだ」と、法律の整備などの対応をとったことで、民主主義を定着させていった経緯があるのだと解説をした。