経営不振が続く日産自動車が、きょう株主総会を開いた。日産は2019年度の決算が6700億円を超える最終赤字となっており、内田社長は業績不振を陳謝した上で、海外の工場閉鎖などのリストラや1年半の間に12の新型車を投入するなど経営の再建を図る方針を説明、「日産らしさを取り戻すことに注力する」と理解を求めた。
しかし経営陣に対して、株主からは「(全取締役が)報酬削減という形で表すべきだ」「株主は配当ゼロですよ」「このままの状況だと、あと2年で日産は消滅するのではないか危惧しています」「皮肉だが、ゴーンが来た当初にやった5~6年にやった経営手法が要求されていると思う」
など、厳しい声も相次いだ。(ANNニュース)