7月4日、テレビ朝日×ABEMA共同制作ドラマ『M 愛すべき人がいて』第7話が放送され、田中みな実演じる眼帯秘書・姫野礼香のラストに注目が集まった。
本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描き大ヒットした話題作「M 愛すべき人がいて」(小松成美著・幻冬舎刊)を原作に、ドラマならではの彩りを加え壮大なスケールで描く連続ドラマ。脚本は鈴木おさむが手掛け、アユとマサの純愛に加え、鬼トレーナーのしごき、過酷なデビュー争い、壮絶な嫌がらせ、そして恋路を阻む強敵たちとの戦い…とドキドキハラハラする要素満載のジェットコースター・ラブストーリーに昇華した。
アユ(安斉かれん)を歌手として成功させるため、別れを決意したマサ(三浦翔平)は、会社に礼香(田中みな実)を呼び出しキス。アユにその姿を見せつけ、アユはショックを受けてしまう。
アユのために自身が利用されたことに気づいた礼香もまた、「これがあなたが描きたかったシナリオなの?どこまで私を馬鹿にしたら気が済むのかな?すべてはアユのためなんでしょ?」と酷く傷つき、「馬鹿にしないでよ!」と涙をこらえきれず、その場を去ってしまうのだった。
その後、アユとマサは別れを選択。アユは一流の歌手として、マサはA VICTORYの社長に就任し、別々の道を歩んで行くことに。それに伴い、礼香もマサの秘書を退職。「好きな人を探す旅に出る」と明かした。
さらに礼香は、「マサ、実はね…」と眼帯を外してみせる…するとそこには、傷一つない美しい目が。実は礼香の目は、手術をして見えるようになっていたのだという。
続けて礼香は「見えますよ。…けど、マサさんとアユのこの先は見えません!」といつものように力強い口調で宣言。しかし次の瞬間、にっこりと笑顔をみせ、「絶対に他の人には見えない未来を作り上げるのがマサさんとアユですから」とふたりのことを認め、エールを送った。
最狂のヒール役だった礼香が最終回にして、アユとマサを応援する結末には、視聴者から「礼香……!!!!!」「礼香も目が覚めたんだね」「礼香の目が見えるーーー!w」「礼香が通りもんを外した!」「ありゃ?!礼香おめめ治ってたんかーーい!普通の笑顔かわいー」「礼香やっと成仏した」「礼香突然いい女になる」などの反響が寄せられた。