4日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、還暦間際のお笑い第7世代誕生の可能性が浮上する場面があった。
▶映像:M-1ラストイヤーは還暦間際!? おじさん芸人にカンニング竹山も期待(53分頃~)
この日はお笑いコンビのナンバーワンを決める『M-1グランプリ』で活躍をしてブレイクをすれば、おじさん芸人でも第7世代に入れるのでは? という説を検証するために、個々の芸歴は長いものの結成年数が短く、M-1への参加資格を持つお笑いコンビ、錦鯉とTOKYO COOLをゲストに招いてトークを展開した。
M-1の出場資格には「結成15年以内のコンビ」というルールがあり、コンビ歴8年の錦鯉はM-1にあと7年間出場可能だが、注目されたのは2人の年齢だった。
芸歴21年の渡辺隆は42歳、さらに芸歴25年の長谷川雅紀は48歳だと紹介されると、スタジオはザワついた空気に。長谷川は「ラストイヤーは56(歳)」と発言してスタジオの笑いを誘った。
すると番組レギュラーの古関れんは「そう聞くと、ラストイヤーでとってほしい感じもあります」とコメント。竹山はM-1で優勝するためには何年もの努力が必要だとして「今は脂が乗り切っているとき。あと7年あるんだからまずは2、3年は落ちて、最後の4年ぐらいで」と、7年をたっぷり使うべきだと語ると、渡辺は「まだなのか……」と、ブレイクへの道のりに愕然とした。
竹山が長谷川について「52くらいからジワジワきて、56でチャンピオンになったら泣くぜ!」と期待を寄せると、古関も「絶対泣いちゃうし、メチャクチャ好かれると思う」と同意のコメントをしたが、スパローズ・大和一孝は「そんなにベテランたちは待てないですって! 1年ごとに命を削りながらやっている」と、一刻も早いブレイクが必要だと主張。
しかし竹山は「みんな切羽詰まった状況でやるということ」と、ブレイクするのは一筋縄ではいかないとして「それで56のラストイヤーで優勝をしたらたまらないでしょ? そのドラマを見せてくれる可能性がある、第7世代なんですよ」と、遅咲きのブレイクも“あり”だと解説をしていた。