「ナスD大冒険TV」vol.12が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信された。この中で、2度目の峠越えを目指す取材班一同にハプニングが起きてしまい、ナスDが赤裸々な胸中を明かす場面があった。
【映像】「冗談じゃないよ」ナスD、“夢のアマゾン川”を前に気絶…! ぶっ倒れたまま朝を迎えた壮絶映像
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
ドゥネイ村を出発して9日目、標高5214メートルのバガ・ラの峠越えをした取材班一行は、そこから下り標高4630メートルのダニガルでキャンプをすることに。迎えた10日目の朝はマイナス9度と凍えるほどの寒さだ。そこから取材班一行はバガ・ラの峠より高い峠超えを目指すという。
この日は標高5238メートルのヌマ・ラ(峠)を超え、奥ドルポの入り口である標高4200メートルのトッキュー村まで進む予定だ。
取材班はさらに北上しドルポの奥を目指していく。なんとも荒々しい景色が目の前に広がるが、人も動物も山腹に刻まれた小道を歩くという危険と隣合わせの環境そのもの。一歩間違えて足を滑らせれば死に至る場所が何箇所もあった。
足元の悪さに加えて、また別の問題がこのタイミングで取材班一行に起きた。なんと、2人のポーター(手荷物を運搬する現地のスタッフ)が予定と違う方角へ進んでしまったのだ。目の前にはさらに高い峠を越えなくてはならない険しい道。分かれ道がありすぎて、なんと迷子になってしまったようだ。もちろん通信機器といった便利な機器はない。これにはナスDも「今までやってきた密着ロケの中で1番めちゃくちゃだと思います。だって、まだロケ場所に着いていないんですよ」と胸の内を明かしていた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)