「ハクセキレイ」とみられる親鳥が車のフロントバンパーの裏側に巣を作り、卵を温めているというニュースに、新たな展開がみられた。
北海道・札幌市に住む大庭さんは、通勤に使っている車のフロントバンパーの辺りに異変を感じ、動画を撮影。中を調べようとした瞬間、ふいに鳥が飛び出してきた。改めて中にカメラを入れると、そこには巣と5つの卵が――。
卵を見つけてから13日目の今月4日。大庭さんの娘が、無事に5羽のヒナがかえっているのを発見した。ヒナたちは親鳥だと勘違いしたのか、カメラに向かって元気に口を開けている。本当の親鳥は巣の周囲で、ヒナたちに危害を加える外敵がいないか心配そうに警戒している。
大庭さんに話を聞いてみると、「5個とも無事にヒナがかえったようでものすごくほっとしたし、実際に動いているヒナを見た時はびっくりした」とコメント。大庭さんは巣を発見して以来、車を動かしていなかったが、ヒナたちが巣立つまでさらに2週間は動かさず、しっかり見守っていきたいと話している。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)