アニメ「かぐや様は告らせたい」シリーズで藤原千花役を演じる声優の小原好美が、アニメ第2期を振り返り、「2期のほうが苦戦した」と告白。「『どうしたらいいかな?』って戦いがずっとあった」と2期に臨んだ心境を明かしている。
【映像】声優・小原好美、まさかのアドリブだった! “すごろく回”の舌打ち(10分ごろ~)
4月より放送スタートしたアニメ第2期「かぐや様は告らせたい? ~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、6月に最終回を迎えた。同アニメの最新情報を届けると共にオリジナルの企画も行なうWEBラジオ番組「告RADIO 2020」の7月3日に放送された回では、冒頭から小原が涙声で登場。共に番組パーソナリティを務める古賀葵(四宮かぐや役)と「お疲れさまでした!」と拍手しあった。
古賀は「こんなに早く2期ができたのが、まず本当にすごいこと。スタッフの皆様、応援してくださる皆様のおかげ。うれしい。感無量でございます」と改めて感謝を述べ、「作画が素晴らしかった!」「毎回オンエアをリアルタイムで観ながら感動していました」とコメントした。
小原が「私は正直、2期のほうが苦戦した」と告白すると、古賀も「私もそう!」と同意。1期のアフレコからのタイムラグや、「1期のときより盛り上げなきゃ」という気持ちに悩んだといい「どうしても『ただ演じるだけだと面白くないんじゃないか』って思ってしまって『もっと、もっと』と、やりすぎてしまったりした。赤坂アカ先生の描いた原作漫画に正解があるから、すごく読み込んだ」と回想した。
小原の「毎話楽しみながら演じていたけど、どこか苦しいというか。『どうしたらいいかな?』って戦いがずっとあった」という言葉に、古賀も「(キャラクターの)立場がちょっとずつ変わってくるからね。1期のときより、みんなにスポットライトが当たるし」と相づちを打った。
かぐや、藤原、白銀御行(CV:古川慎)は第2期で「見守りポジション」に回ることが多かったとして「どうしたら石上くんやミコちゃんたちを立たせてあげられるか考えながら収録した」と苦労を明かした小原。古賀は「2期ができたら『イェーイ!』って感じになる」と独特な表現で前置きし「そういう気持ちだけじゃなくて、さらに追求しようという気持ちがキャストやスタッフのみんなにあった。だからこそ完走できた。素晴らしいチームだと思った」と制作陣の向上心の高さを称賛した。
(※「告RADIO 2020」2020年7月3日 配信分より)
(C) 赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会