12日(日)よる10時より、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#15が放送。アイドルグループ・アップアップガールズ(2)の高萩千夏、鍛治島彩、森永新菜と、クマリデパートの早桜ニコ、小田アヤネ、七瀬マナの6人が、“心霊スポット”でどちらがよりソーシャルディスタンスを保ちながら肝試しできるか対決することになり、番組の仕込みと知らされぬまま、“心霊現象”に恐れおののいた。
一同は「50年前に宿泊客が一家心中をはかって以来、使用されていない旅館」と説明を受けてK旅館へ。最初にチャレンジしたのはアップアップガールズ(2)の3人。暗闇の中を進むと、棚には数体のこけしが飾ってあり、なんとも不気味な雰囲気。鍛治島は加藤からリコーダーを吹くように促されて「成仏してください」と祈りのリコーダーを一吹き。すると、誰も触ってないのにこけしがポトリと落下。3人はソーシャルディスタンスそっちのけでその場から逃げ出し、完全にパニック状態。先頭を歩く鍛治島はかなり物音に敏感になってしまい、加藤がドアを閉めただけで「ギャーーーッ!」と絶叫。宴会場の床の間から突如「ゴンッ」と音がした時も、「息ができない」と恐怖の涙で顔をぐちゃぐちゃにした。
続いてはクマリデパートの3人。恐る恐るトイレに進んだ3人は、仕掛け人の山本がトイレにこもっているのを発見。びっくりしつつも「ごゆっくり」と声を掛ける余裕を見せたが、旅館を探検していくうちに次第に表情が真剣に。押入れの中にびっしりと貼られたお札や、そこに鎮座した日本人形を見た時はさすがに戦慄の表情を浮かべ、笑顔がすっかり消えてしまった。
トドメは、階段を降りた時、暗闇の中で突然投げ込まれた座布団。早桜は相当ショックだったようで、「なんで投げるんですか……!」と涙で不満を漏らした。
結果的にはソーシャルディスタンスをより守っていたアップアップガールズ(2)が勝利し、加藤は今回の企画で活躍した「ディスタンス棒」をプレゼント。感想を聞かれた6人は、「加藤さんが一番恐かった」と告白し、「(ディスタンス棒で注意された時に)お尻を押された」とクレームを入れていた。
今回の不可思議な現象はすべて事前の下見の段階で極楽とんぼの2人が仕込んでいたネタ。それにもかかわらず、すっかり恐怖してしまった6人だった。