「勝負をかけてほしい。安倍総理じゃないとできない」吉村知事、憲法改正のための解散総選挙に期待
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 大阪府の吉村洋文知事11日のABEMANewsBAR橋下』に出演、橋下氏と憲法改正について安倍総理の“決断”に期待感を示した。

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 先月20日に放送された安倍総理の生出演回を注目して見ていたという吉村知事。「色々な批判はあるが、3分の2近い議席があるんだったら、安倍総理には勝負をかけてもらいたいと思っているし、安倍総理じゃないとできないと思っている。僕も憲法改正の国民投票に一票を投じたい。大阪の統治機構改革である都構想も、憲法改正に近いことをやっていると思っているが、ダブルクロス選挙とか言いながら、なんとか2回目の住民投票にたどり着いたが、そのくらいの気迫があれば、憲法改正までたどり着けるんじゃないか」。

 すると、安倍総理と対談した橋下氏は「11月1日に住民投票が行われるが、もし賛成多数になって、吉村さんと松井さんが“やった、これで実現した”と言っている姿が報じられたら、安倍さんもアドレナリンが吹き出して、“これだ、これを俺もやらなきゃいけない”となって、憲法改正のための解散総選挙に打って出るんじゃないか」。

「勝負をかけてほしい。安倍総理じゃないとできない」吉村知事、憲法改正のための解散総選挙に期待
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 さらに吉村氏は「もう、ぜひやってもらいたい。やるべきだ。今の憲法審査会の“全員同意じゃないとダメだ”とか、あのやり方じゃ憲法改正までたどり着けない。ある意味、全部すっ飛ばしてでもやる、国民に審判を仰ぐんだ、ということであれば、やはり選挙しかない。それでダメでも、いいじゃないですか。国民がこんな憲法改正なんてやりたくないって言うなら、それが審判なんだから。なんでその勝負をかけてくれないのかな、と。勝っても負けてもいいじゃない」と畳み掛けた。

 では、日本維新の会と自民党の選挙協力の可能性はあるのだろうか。

 吉村氏は「それはないし、やる必要もない。戦えばいいと思っている。憲法改正については、共通するところとそうじゃないところあるので、もし合うところがあれば、そこはやっていったらいい。ただ普段の選挙で選挙協力はやるべきじゃない。実際、大阪では自民・公明党と維新がガチンコでやっている。ある意味、それが健全な形だと思う」と語った。

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