熊本地震を受け、熊本県出身のものまねタレント・コロッケ(56)や佐賀県在住の芸人・はなわ(39)ら、九州に関わりの深い芸能人が、精力的な支援活動を行っていることが連日報道されている。
20日生放送の『芸能㊙チャンネル』(AbemaTV)では、芸能リポーターの井上公造氏が、4月19日に福岡県で行われた熊本地震震災支援活動「WITH THE KYUSHU プロジェクト」に参加した波田陽区(40)に生電話。被災地の実状と、支援活動について現場の話を聞いた。
波田陽区オフィシャルブログより
4月に福岡に移住したばかりの波田。19日は、ワタナベエンターテインメント九州事業本部に所属するゴリけん、パラシュート部隊ら22名で、福岡市天神の旧大名小学校にて行われた熊本地震震災支援活動「WITH THE KYUSHU プロジェクト」に参加。義援金の呼びかけや救援物資の運搬作業などを行った。
波田は、19日に参加したプロジェクトについて、「たくさんの人が朝から晩まで、本当にすごい数の物資、義援金を持ってきてくださって。九州の人たちは、優しくて温かいなあと思いましたね」とコメント。
妻が熊本県出身で、地震も僕も熊本の大学に4年間行っていたため、熊本に友人や知人は多いという波田は、「熊本や大分はまだ警報が鳴ったり、夜中も揺れるので、一日中体が地震の恐怖と直面していて、眠れない人も多い」と現地の様子を報告。
支援物資については、「地域によってはまだ足りないものがたくさんあるみたいですね。ただ、足りないものは地域によって、また日によっても違う。食べ物が不足しているところもあれば、水が不足しているところもある。例えばカップラーメンはありがたいのですが、水がないので、なかなか食べることもできないなどといったご苦労もあるみたいですね」と伝えた。
自身のボランティア活動についても「(自分がいる福岡は、熊本の)隣の県なので、すぐにでも行きたいというはやる気持ちはあるんですが、今はまだ一般道しか通れないので、もうちょっと待ってからと。気持ちは焦るんですが、冷静に。義援金を集めるなど、今できることからしようと思っています。微力ですが、集まれば…」とコメント。長期的な支援を視野に入れていることを語った。
井上氏は、「日によって不足しているものが変わるのであれば、SNSでそういった情報をオープンにしていっていただければ、改善されると思う」とコメント。番組サイトには、「微力でも十分力になれてるはず、頑張ってください!波田さん」「波田さんの長期的な支援をしようとしている姿勢がすごいなあと思います」「迷わず、何か出来る有名人って…さすが!って思う」など、波田へのエールが多数寄せられた。
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