2016年、全世界の映画ファンを熱狂させた型破りな映画『デッドプール』。世界120カ国で堂々1位を奪取、3週連続No.1ヒットとなり社会現象化した全米では、R指定作品として『マトリックス・リローデッド』や『アメリカン・スナイパー』を押さえ史上第1位作品となった。

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『デッドプール』は、『アベンジャーズ』シリーズや『スパイダーマン』、そして『X-MEX』シリーズなどを放つマーベルの異色キャラ。『X-MEN』に誘われるも、自分のためだけに戦うだけだと断ってしまう、毒舌でおしゃべりな元傭兵が主人公。“俺ちゃん”言葉でスクリーン越しに観客に語りかけ、第四の壁を破るという離れ業をやってのける。

デッドプールに扮しているのは、米ピーブル誌が選んだ「世界で一番セクシーなパパ」にも選ばれたライアン・レイノルズ。製作もつとめた『デッドプール』は、実は2005年に主演のオファーを受けていたものの企画が頓挫。その後、『グリーン・ランタン』や『ブレイド3』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などに出演して時が来るのを待っていた。そして、彼が声をあてた『デッドプール』のデモ映像がウェブで大反響を巻き起こし、11年間の念願叶って映画化が実現したという次第。

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今回、こどもの日にちなんで、デッドプールが『X-MEN』のヒーローに扮したちびっ子たちと秘密の作戦会議を行っている毒舌全開の映像をご紹介。ライアン・レイノルズが自身のSNSでシェアしたR指定な作戦会議とは?

「なぜ皆がここに集められたか、不思議に思ってるだろ?さぁチームを作るぞ。質問だ!この中で人を殺したことがあるヤツは?」とデップーが問い掛けに、子どもたちはブランコを揺らすだけ。デップーとちびっ子ヒーローとの個別指導が始まる。

サングラスをしたサイクロプスを「レイバン、こっちだ」と呼び寄せると、目からレーザーを放つという少年に「俺がこれまで聞いた中で一番アホらしくてダサいスーパーパワーだ。チームには必要ない。さっさと下がれ」とダメ出し。

ニセのもみあげを着けたウルヴァリンを「いいね、気に入った」と言いながらもコケにする。全身をブルーのスーツに身を包んだミスティークには「そのスーツはなんだ!!レプリカンが漫画家とヤッたみたいだ」と容赦ない。ストームを呼び寄せると「・・・(?)みたいに天気をコントロールする」だってと笑い飛ばす。

「指を何本隠している?」と引っかけ問題でからかわれ2度もイジられたサイクロプスは「デッドプールは酔っているの?」と泣きっ面。映像のクライマックスには、デップーとヒーローたちが円を組む。デップーの「俺たちは犯罪と闘うんだよな?」の掛け声に「はーーい」と元気よく返事をするちびっ子ヒーローたち。だが、その後に続くのは……

自分のためだけに戦う型破りヒーローの活躍を描く『デッドプール』は、6月1日(水)より全国ロードショー

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