結論から言ってしまえば、 今回のフリースタイルダンジョン、セカンドシーズンREC1-4は「崇勲祭」と言える回だった。「KING OF KINGS」での優勝など輝かしいキャリアを持つ彼は、前回放送となるREC1-3の終盤に登場。初戦のT-PABLOW戦では、クリティカルでT-PABLOWを撃破。その豪腕をいきなり見せつけ、次回への期待を煽った。

そして始まったREC1-4。モンスターとして登場したのは、なんとDOTAMA。ファーストシーズンREC4にチャレンジャーとして登場し、強烈な印象を残した彼が、ニューモンスターとして崇勲を迎え撃つ。

崇勲も「やりたくなかった」と話すこのバトル、先攻DOTAMA、後攻崇勲で戦いの火蓋は切って落とされた。「こんな凶悪犯みたいな面してるけど心は優しいんです/俺の方がアサシンみたいな殺傷能力持ってるMC/こいつをぶっ殺す」と攻撃するDOTAMAに対しての、崇勲の「凶悪犯みたいな顔だけど30年これで生きてきてんだよ」とブルース(?)を感じるアンサーや、「タカコにヒロシ感謝してる」と両親の名前を出したアンサーには観客も沸き立つ。そして、まず初戦は崇勲が奪取。次戦は「器の小っちぇモンスターだわ/消えてく泡」と口撃する崇勲に対して、「ミュータントMC」としてDOTAMAは彼らしい早口と細かい韻で返していくが、「俺は人間レペゼンしてるぜ」と強烈なパンチラインで崇勲が決めた時点で勝負あり。崇勲がコマを進めた。

次に登場したモンスターはCHICO CARLITO。前回、USU a.k.a. SQUEZを撃破した彼の登場は、「KING OF KINGS」チャンプ:崇勲 VS「UMB」チャンプ:CHICO CARLITOという、頂上決戦、もしくは代理戦争といった風情。

先攻CHICO、後攻崇勲でスタートした戦いは、やや緊張したのか、上手く波に乗り切れないCHICOに対し、波に乗る崇勲は「まるでBirthDay/新たなチャンピオン/俺が勝ちで決まりみたいだわ」とラスト・ヴァースで決め、クリティカルでCHICOを打ち破る。

4thバトルにまでコマを進め、ラスボス般若まであと一歩に迫る崇勲の行く手を阻むモンスターは、R-指定。ZEEBRAも「(モンスターのチョイスが)ひどいよね、フリースタイルダンジョン」と話すように、これまで以上にハードなモンスターと戦い続ける崇勲だが、そのZEEBRAの言葉に「お気遣いなく」と紳士的に返し、余裕を覗かせる。

先攻R-指定、後攻崇勲で始まったバトルは、「すっぴんのマツコ・デラックスみてえだな」「おもろいのはその見た目/顔だけだぜ」と口撃するR-指定に、「何回言わせる?見た目言われたって俺は両親に感謝してるぜ/Dear MAMA 俺が泡になる訳ないから」というアンサーに、観客は大盛り上がり。そしてR-指定までもクリティカルで打ち破り、この展開には大きなどよめきが起こる。

R-指定も「削られてる感覚が無いのに、かっさわられる感じですげーやりにくい」と話すように、口撃というよりも、場の支配力のようなある種の「カリスマ性」で勝ち進むような空気感さえ感じさせる崇勲。

そして最後に崇勲を迎え撃つモンスターは……般若! ラスボス般若が崇勲を打ち破るか、4戦中3戦をクリティカルで勝ちすすむ脅威の勝ち抜きを見せる崇勲が遂に般若を打ち破り100万円を獲得するか、次回放送を刮目せよ! 

フリースタイルダンジョン2nd season Rec 1-4 | AbemaTV
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