前回の登場で、T-Pablowにクリティカル、DOTAMAに2-0、CHICO CARLITOにクリティカル、そしてR-指定にクリティカルと、ほぼ完全試合ともいえる完封ペースでモンスターを打ち破った、春日部レペゼンのラッパー:崇勲。CHICO戦で「般若さんまで届かす」とラップした宣言通り、ラスボス:般若まで辿り着いた。

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そしてスタートしたセカンドシーズンREC1-5。前回からの流れで般若の登場が決まっているので、まずは名勝負と名高い、ファーストシーズンREC2での般若VS焚巻戦の模様が流され、改めて般若の凄味を提示する……がその後に流れたのは、通訳である山下新治 a.k.a. ACEと新宿で交通量調査をする姿……ここからのミニ・コントは是非映像で確かめていただきたいが、画期的にしょうもない内容で、崇勲戦への期待を否応なく高め……る?

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そして、舞台上へと登場した般若は、前回と同じくビルドアップされた上半身を晒すボクサースタイルで登場。般若の持つ圧倒的な存在感と、ラスボスを引っ張りだした崇勲への期待で、会場の温度も一気にヒートアップ。ZEEBRAからの「調子はどうですか」という問いかけに、般若/崇勲とも「うん」と言葉少なに答えるが、その反応には、般若からは集中、崇勲からは緊張の色が見られた。

そして始まったバトルに選ばれたビートは、DJ KENSAW“OWL NIGHT”。関西のリビング・レジェンド:DJ KENSAWが、RYUZO、WORD SWINGAZ、茂千代、BAKA DE GUESS?、HEERO DA JOKERをMCに迎えた、関西版の“証言”とも言える、問答無用のクラシックである。そのシンプルかつタフなビートに、先攻で乗ったのは般若。「楽しい時間ってのは終わるんだ この数分」とのっけから強烈なパンチを放ち、対する崇勲も「般若 その足を掬う」というが、般若の目を見ると飲まれてしまうのか、視線を外しながら「俺は俺のスタイル貫くだけ」とラップする。それに対して、DOTAMA戦で両親の名前を出した崇勲のラインを援用し「俺は親父がいねえから 俺が親父になって このHIPHOPシーンすべてを残すっていうMC」とぶちかます。対する崇勲はその圧に押し込まれたか、言葉に詰まってしまう。そして、ジャッジ中の般若の立ち姿、うなだれた崇勲という姿からも感じられたように、般若のクリティカル勝利で、崇勲の快進撃は幕を閉じた。

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舞台上に残った般若は、ZEEBRAからバトルの感想を聞かれ、この番組で始めて「喋った」が、その内容は、「おいKREVA、てめえブルってんじゃねえぞ!俺と勝負しろ!お前もうこれで逃げらんねえぞ、10年前みてえに俺からバックれらんねえぞ。俺と直で勝負しろ、ここに来い!」と宣言。この発言には会場、そしてモンスタールームも衝撃と歓声で応える。

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果たしてこの宣戦布告にKrevaは応えるのか、また、他のラッパーたちはどう反応するのか。このボムから起きる波の行方は!

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