11日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、北朝鮮を扱ったドラマの現実との違いが解説される場面があった。
▶動画: 実際には国際問題に?人気韓国ドラマ『愛の不時着』における理想と現実
この日は「北朝鮮の人々の暮らしとは?」をテーマに、元朝鮮総連の職員・安宿緑氏と、潜入ライター兼、トンガリキッズのボーカル・ニポポ氏が北朝鮮について語った。
番組内で北朝鮮製の「どんぐり焼酎」を飲むことになり、竹山が飲み方のリクエストを聴くと、ニポポ氏は「北朝鮮流のストレート。向こうはあまり氷が作れないので」と返答。北朝鮮は冷蔵庫の普及率が低いのだと解説した。
すると、番組レギュラーの古関れんは韓国ドラマ『愛の不時着』で、北朝鮮に冷蔵庫が少ないことを知ったことを告白。同ドラマはパラグライダー中に北朝鮮に不時着した韓国の財閥の跡取り娘と、彼女を隠して守るうちに愛するようになる北朝鮮の将校による禁断の愛を描いている。
竹山は『愛の不時着』を観て北朝鮮への憧れを抱く若者がいるとして「エンターテイメントとしてはいいんだけど、『その考えになると危険だよ』と個人的に思っている」と、フィクションと現実を一緒にしてしまう懸念があるとして、安氏に意見を求めた。
安氏は「おっしゃる通りで、部分部分はリアルで考証もしっかりしているし、恐らく脱北者の方がスタッフの中にいて、再現に関して監修をしてらっしゃるというのは聞いた」と解説。
しかし実際に、北朝鮮への不時着などが起きた場合には国際問題になるとして、竹山が「恋愛云々の次元ではないですよね?」と問いかけると「絶対恋愛にはならない」と、あくまでフィクションの中での展開だと明言した。