14日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、東京都知事選で話題を呼んだ候補者、後藤輝樹氏が「政見放送」の舞台裏を語った。
この日は「衝撃の都知事選候補SP」と題して、東京都知事選に立候補した後藤氏とスーパークレイジー君こと西本誠氏、選挙に詳しいフリーライター・畠山理仁氏をゲストに招きトークを展開。
テレビやラジオを通じて、自身の政見を発表する放送番組の政見放送。後藤氏はその内容がSNSでバズったことで注目されたが、自身の政見放送を見るのが恥ずかしいそう。自分の言動にも関わらず、「こいつヤベーやつだな」とまで思ったのだとか。
番組では政見放送のダイジェストを紹介。内容は公序良俗に抵触する発言で音声が消される箇所があるなど過激な内容だったが、立て板に水のごとくよどみなく話す様子に、小沢一敬は「あれだけの長い台詞をスラスラと、目立つところでつまずくことなく言い切れたということが素晴らしい」と称賛した。
政見放送で話す内容については、後藤氏いわく「舞台稽古みたいな感じで、一か月くらい前からずっと。自分で録音をして寝るときはずっと睡眠学習みたいにずっと聴いていた」と、かなりの練習を積んで挑んだことを明かした。
西村氏は意見を求められると「僕……変人さん(後藤氏)のあとなんですよ」と、政見放送の順番が後藤氏のあとでやりにくかったことを告白すると、小沢は「わかる、ライブもイロモノとかわけのわからないネタのあと、マジ困るのよ」と、お笑いでも同様だとコメントした。
自身の政見放送について後藤氏は「全然できていない」「緊張していてガチガチだった」と、仕上がりに不満があるそう。井戸田潤が「一瞬台本に目を落とすようなのがありましたよ?」と指摘すると、後藤氏は演出上の動きだと釈明。
しかし井戸田は「プロから見るとね、あれは台本に目を落としているように見えちゃうから、よくないね、審査員から票が入らない」と、なぜかお笑い目線で強烈なダメ出しをして、スタジオの笑いを誘っていた。