プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント3回戦、チーム渡辺VSチーム糸谷が7月18日に行われ、第3局でチーム渡辺・石井健太郎六段(28)がチーム糸谷・高見泰地七段(27)に勝利した。
▶中継:AbemaTVトーナメント 決勝トーナメント<チーム渡辺VSチーム糸谷>
チーム成績1勝1敗のタイで迎えた第3局。高見七段が得意の矢倉に対して、雁木を採用した石井六段は、桂馬を巧妙に使い、局面をリード。のびのびとした指し回しが光る一局となった。
「難しい将棋でしたが、なんとか勝ち切れて結果ができてよかったです。結構緊張して、手に汗握りながら指していました」とホッとしていた。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。
◆決勝トーナメント進出チーム
チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷
(ABEMA/将棋チャンネルより)