飼育員が口に入れた大きなスイカを、豪快に一噛みで粉々に。一瞬でペロリと平らげる。カバの口の中や歯、つぶれるスイカの様子や力んで目をつぶる表情を見ることができる。
長崎バイオパークは数年前から、「カバのスイカまるごとタイム」の様子を撮影し動画サイトへの投稿を始めた。ほかにはない一瞬でスイカが砕ける音に、動画の視聴者からは聴覚や視覚から心地よさを感じさせる「ASMR動画のようだ」と反響が寄せられた。これを受けて、動物園は音にもこだわって撮影したという。
カバが食べるスイカは、出荷の規格外とされたものや農家の直売所で売れ残ったものなどで、フードロスの削減にも一役かっている。
水分がたっぷりのスイカ。人間は食べすぎに注意が必要だが、このカバは1日6個程度食べた時も体調に変化はなかったということだ。この豪快な食事は8月23日まで見ることができる。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)