『ラストアイドル ~ラスアイ、よろしく!~』(テレビ朝日系・水曜深夜1時56分~ ※一部地域を除く)の中で、選抜メンバーと選抜外メンバーの入れ替えバトルが行われる。新企画の内容は「殺陣(たて)」だ。そんな中、1期生メンバーの西村歩乃果が「私も下克上します」と更なる飛躍を誓った。
【映像】「はじめての木刀、いきなりの壁」先生の目に止まったメンバーは…(11分ごろ~)
殺陣とは圧倒的なスピード感で魅せる、ど迫力な戦闘シーンで、今、再び注目を集めているアクションだ。秋に発売されるラスアイの新曲に殺陣パフォーマンスが取り入れられ、さらに新曲のMVにおいては壮大な殺陣シーンも撮影される予定となっている。指導するのはアクション監督の田渕景也氏。日本のアクション映画の祭典「ジャパンアクションアワード」で、優秀賞を受賞した超一流の指導者だ。
今回、番組MCを務める霜降り明星のスタジオに田渕監督が登場。ラストアイドルメンバーとは、リモートで初めてのコミュニケーションをとった。
まず粗品から「メンバーのほとんどが殺陣素人なわけですけど、どういう人が上手くなるんですか?」と質問が飛ぶと、田渕監督は「殺陣と言っても結局はお芝居。上手い俳優は殺陣を殺陣だと思ってない。壁を作らないで、一つの芝居の中の動きだと思ってやってもらえれば」と助言した。
この日の収録では笑みをこぼしていた田淵監督だが、「稽古したら本当に厳しくなるんで」と真顔で一言。その上で「本当に我々が10年かかった事を2カ月くらいでやってもらわなくてはいけない」と厳しい現実をメンバーに伝えた。
若かりし頃の田淵監督は斬られ役を演じることが多く、歯痒い思いをたくさん経験してきたそうだ。そんな田渕監督はラストアイドルメンバーに対し、最初の1カ月間は「1日1000本の素振り」を課して、一緒に作品作りをできるレベルまで引き上げるという。刀は実際に体に当ててリアリティも追求する。
今回の殺陣プロジェクトに参加できるメンバーは現在の選抜18人だけではない。選抜外メンバーも各自、殺陣を練習し、入れ替えバトルによる下克上もある。
「下克上」について選抜18人に本音を聞くと、ラストアイドルの絶対的センターとして活躍する阿部菜々実は「ラストアイドルらしさが戻ってくるんじゃないかなって思います。ファーストシーズンは、個人で歌とダンスで闘い合うって感じだったけれど、今回もすごくみんな頑張ると思う。刺激し合って、もっと上にいけたらいいなと思います」とコメント。
8thシングル選抜メンバーオーディションで7位だった西村は「選抜に今入っていないメンバーがすごく燃えていると思います。その一方で私も今、選抜に入っているけど、6個上にも上がれるんですよ。もっとポジションがいいところに行けるように、私も下克上します」と更なる飛躍を誓っていた。その他、選抜16人の「下克上バトルへの本音」はABEMAビデオで視聴可能。
(「ラスアイ、よろしく!」#41 より)
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