芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』が10月全国公開。(配給:東京テアトル、ヨアケ)この度、アーティストの清川あさみが映画『星の子』をイメージし制作した作品「星の子」が初披露。また、 この「星の子」のオリジナルポストカードを特典としたムビチケカードが8月7日(金)より発売されることが決定した。 

 本作で芦田が演じるのは、撮影時は自身と同じ年だった15歳の少女ちひろ。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで過酷な青春に翻弄されるちひろの複雑な表情を圧倒的な演技力で表現し、本格女優へと進化した新しい芦田愛菜を魅せる。

 原作は『むらさきのスカートの女』で第161回芥川賞を受賞した今村夏子。いま最も次作を期待されている気鋭の作家であり、本作が初の映像化作品となる。監督・脚本は『日日是好日』『MOTHER マザー』の大森立嗣。音楽の世武裕子をはじめ、『日日是好日』のスタッフが再集結し、少女の繊細な揺らぎを大切に描き出した。

清川あさみが『星の子』をイメージし新たな作品を制作

 大森立嗣監督は本作の脚本を書くとき、清川の作品集にインスピレーションを得ていた。そんな大森監督たっての希望で清川とのコラボレーションが実現。清川が同作をイメージし新たな作品を制作した。作品名は「星の子」。ポートレイトに刺繍を施す手法を用いた作品で「美女採集」 「Complex」シリーズを代表作に持つ清川だが、今回は、キャンバスに刺繍、ペインティングをし、美しい星空と木々に包まれ、水の渦の中に佇む少女ちひろが描かれた。光を放つ星々をビーズで、木々や水面の揺れ、渦を糸でひと針ひと針、繊細に紡ぎ、静寂と緊張の入り混じる神秘的な世界が生まれた。清川は、子どもたちについて「宇宙の中の沢山の星の中の一つのように存在する」と語り、「自分という「星」を知った時、一人の大人に成長していく、そんな少女の佇む姿を描きました」と思いを明かした。

 映画本編では、赤松陽構造による題字「星の子」の背景となるタイトルアートとして、星が瞬き、この幻想的な風景が徐々に浮かび上がる。ぜひスクリーンで、糸で織り成す静謐だが情感豊かな空間にあたかも包まれるような感覚を体験してほしい。

 さらに、映画『星の子』の世界観を描き出した本作品をポストカードにし、ムビチケカードの特典として配布することも決定した。ポスタービジュアルのオリジナルポストカードとあわせ、2枚セット(数量限定)となる。ムビチケカード(1500円)は、8月7日(金)より発売。取り扱い映画館などの詳細は、映画公式サイト( https://hoshi-no-ko.jp/  )へ。

清川あさみコメント

子ども達は何にも変えがたい神秘的で尊い存在であり、親を選ぶ事は出来ない。

宇宙の中の沢山の星の中の一つのように存在する。

誰しもが、何か「信じる」という行為がその人を導き、生きる力になるのでしょう

自分という「星」を知った時、一人の大人に成長していく、そんな少女の佇む姿を描きました。

ストーリー

大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。

  (C)Asami Kiyokawa  (C)2020「星の子」製作委員会

サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん
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パッチギ!
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