新型コロナウイルスの終息を願って、ある男性が作りあげた世界で1つの作品に注目が集まっている。
大分県のある施設の中庭に描かれた、見事な「アマビエ」と「疫病退散」の文字。元々施設に描かれていた訳ではなく、職員の男性が中庭のコケ掃除をする時に高圧洗浄機使って描いたこの世でひとつの作品だ。
「『絵を描いたらいいんじゃないか』という話があって、じゃあ今の時期に絵を描くとすれば『アマビエ』かなと思いついて。そりゃあもう、濡れながら汚れも跳ね返ってくるのでグチャグチャでした」(施設職員の男性)
男性は、朝からタ方までの約8時間でこの作品を作り上げたという。番組取材に対し「自分は絵心がない」と謙遜している様子だったが、新型コロナウイルスの感染者が全国的に急増する中、込めた思いを次のように話している。
「うちは研修施設なんですけど、コロナで4月、5月の研修がまったくできなくて。なんとか収まってほしいという思いで描きました」(同)
(ABEMA/『ABEMAMorning』より)