「ナスD大冒険TV」vol.14が、地上波放送(テレビ朝日系・次回8月12日水曜26時25分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信された。この中で、ヒマラヤ大地の“ある特徴”が紹介された。
【映像】「絵に描いたみたい」ナスD、息をのむほどの美しさ…ヒマラヤ“月と山”の絶景(10分ごろ~)
ドゥネイ村を出発してから10日目、トッキュー村を目指していた取材班一同だったが、標高5238メートルのヌマ・ラ(峠)を超えなければならないというこの旅最大の難局に立ち向かっていた。ようやくその峠を超えたと思いきや、峠の頂はまだまだその先にあった。
この事実に落胆の表情を浮かべるスタッフもいたが、歩かないことには何も状況は変わらない。そこで再び、歩みを進めるこことなった取材班だが、細かい砂利が足元をすくう。傾斜も激しく、滑り落ちればひとたまりもない環境だ。
ここでナスDは現地スタッフに「何でこんな小さな石ばっかりなんですか?」と疑問をぶつけると、「それは地質がやわらかいから。やわらかい岩が削れて、小さい石になった」と説明を受けた。そして、なんとその石の中には平らな巻き貝の形をした殻を持っているのが特徴のアンモナイトの化石も。取材班の1人は「こんな標高5000メートルぐらいの所にアンモナイトの化石が落ちてるんですね」と驚いていた。またそう簡単には見つからないが、石を割ると天然のルビーやクリスタルも出てくることがあるという。
この旅の道中に眺めた、名峰・カンジロバヒマールは良質な水晶が採れる事でも有名な山だ。神々が宿る天空の地・ヒマラヤで産出した水晶は特に強い力が宿ると言われているのだという。ちなみにチベット仏教3大聖地の1つ、シェイ・リブ・ドゥクタは水晶が多く採れる事から水晶山とも呼ばれている。
“世界の屋根”と呼ばれ名峰が連なるヒマラヤ山脈は、世界でも有数のパワースポットだ。簡単に足を運べる場所ではないからこそ、強いパワーを宿す鉱物がまだまだそこかしこに眠っているのかもしれない。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)