「ブラック企業というのは、黒人差別だからよくないという記事が出た。そういうのはちょっと行き過ぎだ。差別に反対している側が不合理で非寛容になってしまっている」
前新潟県知事で医師や弁護士でもある米山隆一氏が、働き手にとって問題のある企業がブラック企業と呼ばれていることについて、黒人差別だから好ましくないという報道が一部でなされたことを受け、自らの考えを述べるとともに「差別に反対を示す側は、本来であれば合理的かつ寛容であるべき」と疑問を呈した。
その理由について米山氏は「ブラック企業に関していえば、きょうはブルーだ。またはブラック・マンデーのように気分を色で表しているだけ。差別がダメというのであれば、合理的であり、寛容であるべき。それなのに、全然関係のないブラック企業が黒人差別だからダメというのは、差別を反対している側の方が不合理で非寛容になってしまっている。言葉そのものは、そのままでもいい」と述べた。
これに対して、お笑いタレントの千原ジュニアは「それに気づいてしまっていることが、差別の始まりということもある」と話した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)
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