悪役をやったことがない芸人はワイドショーに出ないほうがいい? カンニング竹山が持論を語る
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 8日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、竹山が情報番組に出演する際に必要な条件について持論を展開した。

▶映像:悪役をやったことがない芸人がワイドショーに出ないほうがいい理由とは?(9分頃~)

 オープニングトークで竹山は、前回の『土曜The NIGHT』における中国西部の新疆ウイグル自治区に関する実情を伝える特集が好評を博したことに触れた。ところが竹山のもとには、芸人としてワイドショーに出演することに関して「芸人なのに出るな」「あんなことをやって楽しいの?」といった声が届くのだそう。

 これに対し竹山は、ワイドショーや情報系の番組への出演に関して「ひとつだけ言っておくと、たとえばお笑いだとすると“悪役”をやったことがない人は多分、ワイドショーに絡まないほうがいい」と持論を展開した。

 「(ワイドショー出演は)ただただ、叩かれるだけです」と言い切る竹山は、ワイドショーにおける役割について「テレビ全体でそうですけど、(ワイドショーは)『賛否』なんです。賛否をみなさんに考えていただく(もの)」と説明した。

 「みなさんが納得する、心地いいようなことだけを言うなら、言葉は悪いですけどその辺の普通の意見しか言わない普通の人を座らせたほうがいい」として「それだと多分、テレビ的には面白くなかったりする」と、必要悪なのだと語った。

 「なにトンチンカンなことを言っているんだ」「なんだあの意見」といったコメントをする人物が数名いたほうが「番組としては楽しくなる」と続けた竹山。「お茶の間が賛否を巻き起こしたり、いろいろな感情になったり、頭の中でいろいろなことを考えていただくことが、こういう番組の役割」と、意義を解説して「叩かれるのが嫌だ」「イメージ的に……」と思うような人物はワイドショーに出演すべきではないと提言をしていた。

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