ナスD、チベット族の秘境に潜入! “バター茶”の料金に「これは異文化」
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 「ナスD大冒険TV」vol.15が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信。この中で、ヒマラヤ最奥の聖地ドルポにあるトッキュー村のお茶にまつわる文化が紹介された。

【映像】ナスD直伝! 自宅でできる“バター茶”の作り方(4分ごろ~)

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 ドゥネイ村を出発してから11日目、トッキュー村で朝を迎えた取材班一同は、村の様子を取材することに。厳しい冬の到来を思わせる寒さで川も凍りついている中、歩いていると雑貨屋のような店を発見。中に入ってみると、靴が売っていたり、飴が売っていたり、お菓子が売っていたり。これらの商品はすぐ隣の中国から輸入しているそうだ。売店の横には宿泊できる部屋やお茶や食事が楽しめるレストランも併設されていた。

 そこでナスDはチベット民族に欠かせない「バター茶」をいただくことに。発酵させたお茶を煮出して、ヤクや羊からとったバター、そして塩を投入、場合によってはここにミルクを入れて、かき混ぜたら完成となる。

 バター茶はチベット族をはじめ、モンゴル族などアジアの遊牧民族の飲み物として知られている。現地の人によると「チベット族の人は毎朝これを飲んでいる」という。

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 バター茶を飲んだナスDは「ものすごい変わった味。薄いバター風味の塩味の紅茶。でも塩味とバター感はかなりすごいです」と感想をコメント。しかし、飲み進める内に徐々にその味が気に入ってきたのか「体が温まる。おいしい。寒い地域で紅茶を飲むときに、そのままエネルギーになるようにバターを使っているんでしょうね」とコメントした。

 実際、バター茶は高地生活で不足する栄養分を補う役割があるそうで、1日50杯飲む人もいるのだとか。店の中にいる人に値段を聞くと「お金なんて問題ない」「お茶でお金をとるなんて聞いたことがないわ」と回答が返ってきた。これにナスDは「これは異文化だな。これだけやってくれて無料だなんて……」と驚きを隠せない様子だった。

ナスD、チベット族の秘境に潜入! “バター茶”の料金に「これは異文化」
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 なお、ナスDによるとホットミルクに紅茶のティーバッグを入れて、小さじ1杯の塩と大さじ1杯のバターを入れてかき混ぜたら、自宅で簡単にバター茶を再現できるという。気になる方はぜひお試しを。

(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)

【映像】独自の文化を守り続ける村、トッキュー村を密着取材 編
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